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不登校*785 ページ37

「でも赤司さん」


赤司さんの髪を少し触って乾いているか確認しながら赤司さんに言う。


「なんだ?」
「姉弟なんですし、面倒見るのは当たり前かと…」

と言うと「それもそうだが…」と赤司さんはあまりハッキリしない声で言った。

なかなか見ない赤司さんの一面を知れるのは嬉しいし、赤司さんを知れば知るほど好きになっていく。


「でもAが他の男に取られるのは気に食わない」

と言う赤司さんは未だムスッとしてる。

赤司さんは優しくてカッコよくて可愛い。
そんなに完璧要素要らないと思う…。

と私は心のなかで拗ねる。


「取られるもなにもないんじゃ…」
「ある。Aを独占できるのは僕だけ」
「じゃあ赤司さんを独占できるのは私だけ……?」


と言うと赤司さんはクスッと笑った。

「そうだね。Aになら寧ろ独占されたいな」

と言う赤司さん。
その声はさっきまでの不機嫌さは無くて、逆に嬉しそうだった。

私に独占されて赤司さんになんの得があるのか分からないけど、私も赤司さんになら独占されてもいいかも知れない。


「赤司さん…私を一度でも面倒臭いと思った時ありますか?」

と聞くと赤司さんは私を見てまた前を見た。
多分私の表情を見てふざけてるのか確認したんだと思う。

面倒臭いって思われてたらやだな。


「無いよ。大丈夫」

と赤司さんは優しい声が聞こえた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます!!私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません!! ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい!あ、応援してます!頑張ってくださいね! (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ!?そうでした!?すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月10日 15時

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