不登校＊780 ページ32
‐赤司side‐
Aの頭を撫でていると、
「赤司さん」
と突然呼ばれる。
「なんだい？」
「大好きです」
と言って僕を見上げるとニッと笑うA。
これを可愛いの他になんて表すべきだろうか。
天使？
いやいや、何を言う。
天使以上に決まっているだろう。(キャラ崩壊)
これだから僕はAにデレデレだと言われるのか。
Aが関係すると本当にだらしないな、僕は。
「ふふっ。ありがとう。僕も大好きだよ。愛してる」
とAの額に口付けた。
Aは顔を赤くして笑った。
その時コンコンとノックの音が響いた。
「誰だ」
「柳瀬でございます」
「…そうか。とりあえず入れ」
と言うと「失礼いたします」と言ってドアを開ける柳瀬。
柳瀬は僕達を見ると安心したような顔をしたあとに微笑んだ。
「何の用だ？」
「富田さんが先程Aさんのお部屋に伺ったところお部屋のどこにもいらっしゃらないと言うことで、征十郎様のお部屋に伺った次第でございます」
と言う柳瀬にAは「すみません…ご迷惑をおかけしてしまって……」と申し訳なさそうに小さく言った。
そんなAの頭を撫でながら、
「そうか。富田に伝えとけ。『部屋にAが居ないなら基本的に僕のところに来ている』と。Aがまだ一人で外に行けるとは考えにくい」
と言うと「うっ……ど、努力します…」とAの声が聞こえた。
柳瀬に関しては「かしこまりました。それでは失礼いたします」と言って部屋を出ていった。
「すまない。別に責めたつもりはないんだよ？」
とAの長い髪を耳にかける。
「分かってますよ、そんなの。でも私の努力が足りないのも確かですから」
と言ってAは微笑んだ。
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます！！私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (
レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません！！ ありがとうございます！！頑張ります！！ (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい！あ、応援してます！頑張ってくださいね！ (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ！？そうでした！？すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年12月10日 15時
