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不登校*770 ページ22

赤司さんは私の手を私の顔の横に押し付けると、また私の唇にキスをする。

この人が何を考えているのか分からないから、やられるがまま。
でも私の言った気が飛びかけたあのキスはしてこなかった。

唇が離れると一気に酸素が入ってくる。


「こほっ」
「すまない。苦しかっただろう?」

と言って私の頭を撫でてくれるからいい。
苦しかったけどいっぱい赤司さんの愛を感じれたから。

赤司さんはもう一度キスをすると私の目を見ながら、

「好きだよ、A」

と囁き声で言った。

そんな声ズルい。


「わ、私も…」
「私も…なに?」

赤司さんは私の唇を親指でなぞりながら言う。
この人、私の反応で楽しんでる。

でも今は嫌じゃない。


「私も好きです。大好きです」

と言うと赤司さんは微笑んで軽くキスをして私の目を見つめた。

「僕もだよ」
「僕も、なんですか」


と私のささやかな仕返し。
赤司さんは一瞬驚いた顔をしてからまたフッと笑って、


「好きだよ」
「好きだけですか?」
「…随分求めるね」

と言って笑う赤司さん。

「駄目ですか?」
「駄目じゃないよ」

と言って私の頭を撫でる赤司さん。

顔の横についている腕の筋肉がすごい。
私の腕とは全然違う。

いや私の腕にそもそも筋肉がついてるか危ういんだけど…


「A、僕を見て」

と赤司さんは私の顎をクイッと上に向けて目を合わせていく。

赤司さんと目を合わせると赤司さんは一拍置いて、

「愛してるよ、A」


と言ってくれた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます!!私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません!! ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい!あ、応援してます!頑張ってくださいね! (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ!?そうでした!?すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月10日 15時

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