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不登校*658 ページ10

‐赤司side‐


僕等はなんとか登れたけど桃井は頑張っている。

「さつきちゃん、そこの横路を行くと通りに出られるよ。もしくはそこのゴミ箱を踏み台にして登ればさつきちゃんの身長なら大丈夫」

とAはバランスを取るためか塀に座って振り返った。

下は水溜まりが出来ていて落ちたら大変なことになる。
唯一の救いは手を伸ばせば届く距離に壁があると言うこと。


Aは元々かなりの運動神経の持ち主らしい。
ただ体力が無いだけで。


「ほっ……と…ホントだ……」
「さつきちゃん、後ちょっとだから、ごめんねこんな道で…」
「ううん!探検みたいで面白いから大丈夫だよ!」


と前と後ろで会話するAと桃井。

「Aはいつもこんな道通ってるのか?」
「いつもじゃありません。今回は仕方無くここを通っただけです」

と前を見ながら塀を歩いていくA。


「仕方無く?」
「はい。だってさっき生徒が両方に居たので真ん中に来たんです」


と言われて思い返してみる。
確かに生徒に挟まれる様に居た。

だからと言ってAにこんな道を通させるのは気が引ける。


「左右が塞がれれば真ん中です。逃げ道を探すのは得意なので」
「そうか」
「そろそろここ出られますよ」


とAは言うと塀から飛び降りた。
僕もあとに続いて塀から飛び降りる。

僕等が出たのは公園だった。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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希廃@凜(プロフ) - 閲覧ありがとうございました!コメ返したんで良かったら! (2015年11月24日 23時) (レス) id: f44098770f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます!!一度書くと止まらなくなってしまって(笑) 二人のラブラブ感は羨ましいです(笑) でも好きです(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続編おめでとさんです!パッと見てみたら大量更新されていらっしゃったのでビビりました(笑)やはり二人のやり夢主ちゃんは癒されますね。更新頑張って下さい! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 希廃@凜さん» いえ!時間が空きましたらになってしまいますが、出来るだけ早目に拝見させていただきますね! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - たまきさん» ありがとうございます!!評価だけでなくお気に入りまで……!?本当にありがとうございます!! 一回書くと止まらなくなってしまって(笑)ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月23日 23時

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