検索窓
今日:3 hit、昨日:33 hit、合計:61,241 hit

不登校*678 ページ30

赤司さんはチェス盤を持ってきて机の上に置いた。

駒?を赤司さんは並べてくれて、私のそれを見る。


「まず名前と役割を教えないとね」

と言って赤司さんは前列にある駒を一個手に取った。

「このコマはポーンと言って前に1マスだけ進めるんだ。そしてこれはビショップと言って、斜めに好きなだけ動ける」

と1つずつ手に取って教えてくれる。

私はコマを見る。


「これはルーク。縦横いくらでも動ける。このコマはナイト。八方向にだけ動ける。例えばここにあったとして、ここの八つのどこかに動けるんだ」
「あのえっとルークと……ビショップ…?は例えばこんな感じに置いてあったらここに行けるんですか?」


とコマを動かしてルークの隣にポーンを置いて聞くと、


「それはクイーンも一緒なんだけど、出来ないんだ。出来るのはナイトだけ」
「飛び越えるのは出来ないんですか……」
「あぁ。因みにクイーンとキングだけど、クイーンは縦横斜め。自由に動ける。キングも動きは同じなんだけど違うのがあるんだ」


とクイーンとキングのコマをコツ…っと音を立てて私の前に置いた。


「違い?」
「そう。キングの場合は1マスしか進めない」
「クイーン最強じゃないですか!」


とクイーンを持つ。

「ある意味人間と同じだな」
「え?」
「ほら、クイーン=女性だろう?この世もなにかと女性が強い。僕だって例え僕がこのキングだとしても、クイーンには敵わない」


と言ってキングを弾いて倒した。


*****
チェス面白いですよね!
最近またマイブームです(笑)

不登校*679→←不登校*677



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

希廃@凜(プロフ) - 閲覧ありがとうございました!コメ返したんで良かったら! (2015年11月24日 23時) (レス) id: f44098770f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます!!一度書くと止まらなくなってしまって(笑) 二人のラブラブ感は羨ましいです(笑) でも好きです(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続編おめでとさんです!パッと見てみたら大量更新されていらっしゃったのでビビりました(笑)やはり二人のやり夢主ちゃんは癒されますね。更新頑張って下さい! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 希廃@凜さん» いえ!時間が空きましたらになってしまいますが、出来るだけ早目に拝見させていただきますね! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - たまきさん» ありがとうございます!!評価だけでなくお気に入りまで……!?本当にありがとうございます!! 一回書くと止まらなくなってしまって(笑)ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月23日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。