不登校＊661 ページ13
「皆凄いね、そんなに元気あるなら少しわけてよ」
と笑う。
「姉ちゃんだってそこ通れるんだから十分元気だろ」
と蒼太に言われる。
それを言われると何も言えない。
苦笑をした。
「でもさ、姉ちゃん達デート…じゃないよね。何してたの？」
「学校行ってたんだよ。なんとオール１」
「良いの？悪いの？」
「悪いの」
と蒼太に見せる。
見事に全て１評価。
毎度毎度、これを見るのは心が折れる。
「あ、蒼太のお姉ちゃんって彼氏居るんだっけ」
と一人に言われる。
蒼太の友達の中に二人ほど女の子が居て私の前に来た。
「すっごくイケメンでしたよね！」
「えっ…と……」
目の前にいるから言いにくい。
居なければ言えたのに…
赤司さんに目で助けを求めるけど赤司さんは助けてくれなかった。
「姉ちゃんの彼氏だから惚れるなよ」
と言いながら蒼太は赤司さんを指差した。
すると女の子達は赤司さんを見て顔を赤くする。
「蒼太くん！蒼太くんのお姉さん凄いよ！」
と女の子が興奮気味に言う。
「美人で可愛くて、優しくてイケメンの彼氏居て！」
「蒼太…蒼太のお友達マセてるね…」
と蒼太に耳打ちする。
蒼太は苦笑して私を見る。
「どうしたらそんなに可愛くなれるんですか！」
「え……？」
「だよね！Aちゃん可愛くて優しくて完璧だよね！」
とさつきちゃんまで入ってきて逃げれなくなる。
今度こそはと赤司さんを見ると頭を抱えて溜め息を吐いていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
希廃＠凜(プロフ) - 閲覧ありがとうございました！コメ返したんで良かったら！ (2015年11月24日 23時) (
レス) id: f44098770f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！一度書くと止まらなくなってしまって(笑) 二人のラブラブ感は羨ましいです(笑) でも好きです(笑) ありがとうございます！頑張ります！！ (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - 続編おめでとさんです！パッと見てみたら大量更新されていらっしゃったのでビビりました(笑)やはり二人のやり夢主ちゃんは癒されますね。更新頑張って下さい！ (2015年11月24日 22時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 希廃＠凜さん» いえ！時間が空きましたらになってしまいますが、出来るだけ早目に拝見させていただきますね！ (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - たまきさん» ありがとうございます！！評価だけでなくお気に入りまで……！？本当にありがとうございます！！ 一回書くと止まらなくなってしまって(笑)ありがとうございます！頑張ります！！ (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年11月23日 23時
