不登校*647 ページ49
「じゃあ、行ってくるね」
「あ、あの!今日修行式なので生徒が居なくなったら須藤先生と会う約束してるんです」
と赤司さんに伝えると微笑んで私の頭を撫でてくれた。
「そうか、分かった」
と言って門を出ていった。
赤司さんの背中が見えなくなったところで私も家のなかに入る。
さて、花壇のお手入れをしたらクッキーを作って、そしたらコクと遊ぼう。
「よし!そうと決まれば!」
とテキパキと動く。
適度な運動をしないと体痛めちゃうから。
それに体力も既に人一倍無くなっちゃってるし……
花壇のお手入れを終わらせると調理場に入る。
手をよく洗ってクッキーを作り始める。
何だかんだで初クッキー。
「上手くいくかな……?」
赤司さん喜んでくれるかな……?
と不安に思いつつもレンジの前で待つ。
チンッと音がしてレンジを開けると見た目はまぁいいクッキー。
問題は味だ。
「んっ……まぁまぁかな…」
でも自分の料理を美味しいと思ったことがない。
いつも『不味い』か『まぁまぁ』になる。
『美味しい』なんて思えない。
何か冷たい味がする気がするから。
お母さんの作るような温かい感じがしないから。
「けど私一人で生きていけるスキルは結構溜めたよね」
と一人で苦笑した。
56人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» 一からなんてありがとうございます!!夢主ちゃんが誉めていただけると嬉しいです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年11月23日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - 最近この作品見つけてパート1からほぼ一気読みしちゃいました!夢主ちゃんがめっちゃいいこで私もこんな子になれたらなー、とか考えてました笑 まぁ無理ですけど笑 更新頑張って下さい! (2015年11月21日 15時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - せとかさん» ありがとうございます!!夢主ちゃん誉めていただけると嬉しいです(笑) 結構文はグダグダですよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月21日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
せとか - いつも読ませてもらってます。かわいい夢主ちゃんにとても癒されます。私もこんな文章書けたらいいのになって思います。これからも更新頑張ってください! (2015年11月21日 0時) (レス) id: c2d5b5d563 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 夏座敷さん» 私も書いているとき結構和んでて、赤司様の言葉(自分で作っている言葉だけど)にはいつも救われます(笑) 素敵なんて勿体ないお言葉ありがとうございます!それは嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月19日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月17日 17時