【黒子のバスケ】関わらないでください12【赤司征十郎】

不登校＊646 ページ48

赤司さん達の朝食の時は赤司さんの傍には座っては居るけど食べない。

朝は元々食べない派の者だから。
でも近くのコンビニに一人で買い物には行けるようになったのだから誉めてほしい。

まぁ誰とも目を合わせないようにしてるけど。
それは置いといてだよ。


「A。百面相しているところ悪いんだけど」


と言われて赤司さんを見る。

ひゃ、百面相…？
は、恥ずかしい……！
変な人じゃん！


「なんですか？」
「今年の夏休みに合宿があるんだが、Aに来てほしい」
「え……？」

あまりに突然の言葉に戸惑う。
だ、だって人に会うんだよ！？

赤司さんからそんな提案があるとは思わないでしょ！


「実はな、マネージャーが足りなくてな」
「ま、マネージャー…？」
「あぁ。今年も自炊になるんだけど、僕等は練習で疲れてしまっていると思うんだ。それで料理をできる人を探していて…」


と話す赤司さんに何か引っ掛かる。

確かに私、料理出来ますけど…

「さつきちゃん…は……？」
「…桃井の料理は……お世辞にも料理とは言えない」

と目を逸らしながら言うくらいだから相当なのだろう。
そう言えば彩も女バスは女バスで男バスとは違う合宿所に行くとかなんとか。


「三日だけでいいんだ。一日目は基本的に自由だから近くにある海に遊びに行くのもありだし、練習をするのもよし。二日目は一日中練習で、三日目の午前中は練習で午後に帰ってくる」

とあまりにも赤司さんが必死だから思わず首を縦に振ってしまった。

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