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不登校*644 ページ46

‐赤司side‐


「ぼ、僕はてっきり浮気なのかと…」
「う、浮気!?そ、そんな!私がする訳ないじゃないですか!」

とAに言われる。

それもそうだ。
こんな純粋な心で本当は男を弄んでるなんてあったら、とんだ名女優だ。


「いきなり目の前で自分の愛する彼女が他の男に満面の笑みで『大好き』なんて言ってる光景見たらそう思うさ」

ああ…
なんでこんなときに限って素直じゃない。

本当はいつも佐藤と居るから嫉妬してるって言えばいいのに。

こんなときばかり素直になれない。


「それもそうですね…」


とAは僕の気も知らず納得した顔をする。

「って!あ、ああああ愛する彼女!?」
「反応遅い」

ペシッと頭を軽く小突く。
Aは「わた…っ」と言って頭を押さえた。


「もう僕に勘違いさせるような行動はしないこと。いいね?」
「はい!」

と言って笑う彼女を抱き締めたかったがまだ料理途中だったらしい。

本当に申し訳ないことをした。


「今日の朝食はなんだい?」

と後ろから聞くとAは振り替えって笑った。

「トーストとスクランブルエッグにサラダ、そしてヨーグルトです!」
「そうか」
「あ…もしかして苦手な物とかありました……?」


と心配そうに聞いてくるAの頭をポンポンと撫でる。


「無いよ、大丈夫」
「本当ですか…?」
「あぁ」
「よかったぁ…あ!ヨーグルトなんですけど何かトッピングします?えっと、砂糖、イチゴジャム、チョコレート…の三種類しかありませんけど……」


と冷蔵庫を開けながら聞くAは、背伸びをして上の棚を見ていた。

堪えきれなくなって思わず後ろからAを抱き締める。


「ならAがいいな、トッピング」
「へぇっ…!?」


Aは真っ赤になって可愛い反応をしてくれた。

「うそうそ。何も要らないよ」

と言って頭を撫でてからAを離した。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» 一からなんてありがとうございます!!夢主ちゃんが誉めていただけると嬉しいです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年11月23日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最近この作品見つけてパート1からほぼ一気読みしちゃいました!夢主ちゃんがめっちゃいいこで私もこんな子になれたらなー、とか考えてました笑 まぁ無理ですけど笑 更新頑張って下さい! (2015年11月21日 15時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - せとかさん» ありがとうございます!!夢主ちゃん誉めていただけると嬉しいです(笑) 結構文はグダグダですよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月21日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
せとか - いつも読ませてもらってます。かわいい夢主ちゃんにとても癒されます。私もこんな文章書けたらいいのになって思います。これからも更新頑張ってください! (2015年11月21日 0時) (レス) id: c2d5b5d563 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 夏座敷さん» 私も書いているとき結構和んでて、赤司様の言葉(自分で作っている言葉だけど)にはいつも救われます(笑) 素敵なんて勿体ないお言葉ありがとうございます!それは嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月19日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月17日 17時

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