【黒子のバスケ】関わらないでください12【赤司征十郎】

不登校＊638 ページ40

‐赤司side‐


しばらく見ているとAだと確信付いてきた。


［黒華：今日頑張って本屋さんに行ったんですけど、その時しーちゃんの本を絶賛してる女性が三人ほど居ましたよ〜］


と書き込みがあり今日初めに行った本屋の事を思い出すとそこは合致する。


［志木：照れるねぇ〜(*´ω｀*)］
［☆☆：華様は書籍化しないのですか？］

と書き込みが増えていく。
周りの奴等はAの書籍化を望んでいるのか？


［黒華：彼にも彼の友達にも言われましたが、お金を払ってまで見るような大作じゃないので……］
［志木：私絶対買うから書籍化してよ！…って彼って何！！？はーちゃん彼氏持ち！？］


とやり取りを見てこの華はAなのだと確信した。

［○○：えぇ！？私達の華様が〜！］
［志木：くそぅ！先を越されたぜ！青春しろよな！・゜・(つД｀)・゜・］
［××：志木さんいい人www］
［志木：だろっ！(`･ω´･ ｡)］

この志木と言う奴はこれが素なのだろうか。

と言うかAは何と答えるのだろう。


［黒華：なんかごめんなさい……］
［志木：いいんだよ！それよりその彼氏様の話を聞かせて！(°▽°)］

とやり取りしていた。

Aは人気者なのか…
でも人当たりが良いから余計に人気なのだろうな。

顔が見えない相手にも敬語。


［○○：私も華様の恋愛事情が気になります！！］
［××：我々の華様を射止めた輩は一体どんな男なのですか！！？］

と僕も見ているのだけどな…
なんて苦笑しながらAの返答を待つ。

［黒華：普通に優しくてかっこよくて、不登校の私を救ってくれた恩人さんです］


やっぱり黒華はAだよな…？

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