不登校*615 ページ17
‐赤司side‐
涼太達とバスケをするAを見る。
涼太達はちゃんと手加減をしているのに、Aは結構シュートは外さなかった。
そこら辺は経験者なのだと分かる。
もしかするとテツヤよりシュートは入るのではないだろうか。
「Aのあんなに無邪気な顔…久し振りに見た………」
ふとAの父親の声が聞こえて父親を見る。
「あの無邪気な笑顔を壊してしまったのは俺なんだな…………」
と後悔して自分を悔やむ父親。
「そうですね。貴方が気付かなかったからAは笑えなくなった。泣けなくなった。感情を見失った。人間が怖くなった」
ここはあえて厳しく言う僕。
父親は唇を噛み締めている。
「でも貴方のお陰で、Aと出会えてAを好きになれてAが僕に心を開いてくれた。Aという存在を娘に持ってくれてありがとうございました」
と頭を下げる。
これは心から思っている事だから。
もしこの父親の娘じゃなければAはAでなかったかも知れない。
Aだから僕はAに惹かれた。
「それで、Aの高校についてですけど、Aは定時制の高校に入り午前中はバイトをしたいそうです」
と教える。
Aから今は目を離しても平気だろう。
ご両親を見ながら話した。
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木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» 一からなんてありがとうございます!!夢主ちゃんが誉めていただけると嬉しいです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年11月23日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - 最近この作品見つけてパート1からほぼ一気読みしちゃいました!夢主ちゃんがめっちゃいいこで私もこんな子になれたらなー、とか考えてました笑 まぁ無理ですけど笑 更新頑張って下さい! (2015年11月21日 15時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - せとかさん» ありがとうございます!!夢主ちゃん誉めていただけると嬉しいです(笑) 結構文はグダグダですよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月21日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
せとか - いつも読ませてもらってます。かわいい夢主ちゃんにとても癒されます。私もこんな文章書けたらいいのになって思います。これからも更新頑張ってください! (2015年11月21日 0時) (レス) id: c2d5b5d563 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 夏座敷さん» 私も書いているとき結構和んでて、赤司様の言葉(自分で作っている言葉だけど)にはいつも救われます(笑) 素敵なんて勿体ないお言葉ありがとうございます!それは嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月19日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月17日 17時