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不登校*614 ページ16

‐赤司side‐


「ん〜。Aちゃんには純粋のままでいてもらいたいんだけどね…こうやるの」

と桃井に教えられるA。

待て待て。
言ってることと違うじゃないか。

純粋無垢のAを汚すな、お前ら。

と思いながらも少し期待している僕もいて、素直になればAの上目遣いでおねだりされたい。


「え、えっと……い、いきます」


となぜかそう宣言して、Aは手を口元に持っていきあざとく首を傾げて上目遣いをした。


「っ…!」
「体は正直、と言うものですね。顔赤いですよ、赤司くん」


とテツヤに言われる。

「当たり前だ。これでなんとも思わない方が可笑しい」

好きな人の可愛い姿を見てドキッとして当然だ。
顔を赤くして俯くAの頭を撫でながら言う。

Aの上目遣いの破壊力は凄い。
毎日これを使われたら困る。


「もー!Aちゃん可愛い!」
「うげっ…!」


Aを強く抱き締める桃井。
Aは苦しそうにしていてこのメンバーで居るとAが可哀想に思えて仕方無い。


「桃井。Aが苦しそうだろ」
「うぅっ…ご、ごめんね…!」

とAを離すとAは苦しそうに咳き込んだ。
そんなAの背中を擦る。


「あ、Aっち!」
「は、ゴホッ……はい、なんですか?」
「バスケやらないッスか?」


と涼太の言葉にAは頷いた。

「やりたいです!数年前の経験なんて下手ですけど……」

と苦笑するA。


「じゃあ決まりッス!ちょっとAっち借りるッスよ、赤司っち!」


涼太はAに聞こえないように小声で、

「Aっちのご両親と積もる話もあるだろうし」

と言った。

なんか変に気を使わせたようだな。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» 一からなんてありがとうございます!!夢主ちゃんが誉めていただけると嬉しいです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年11月23日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最近この作品見つけてパート1からほぼ一気読みしちゃいました!夢主ちゃんがめっちゃいいこで私もこんな子になれたらなー、とか考えてました笑 まぁ無理ですけど笑 更新頑張って下さい! (2015年11月21日 15時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - せとかさん» ありがとうございます!!夢主ちゃん誉めていただけると嬉しいです(笑) 結構文はグダグダですよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月21日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
せとか - いつも読ませてもらってます。かわいい夢主ちゃんにとても癒されます。私もこんな文章書けたらいいのになって思います。これからも更新頑張ってください! (2015年11月21日 0時) (レス) id: c2d5b5d563 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 夏座敷さん» 私も書いているとき結構和んでて、赤司様の言葉(自分で作っている言葉だけど)にはいつも救われます(笑) 素敵なんて勿体ないお言葉ありがとうございます!それは嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月19日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月17日 17時

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