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不登校*308 ページ10

「…僕はね、Aが思うほどいい奴でも大人でもないよ。甘えたいと思っても甘えられない。Aと同じさ」


と言う赤司さん。

私の手を握る手に少し力を込めた。


「でもねAにはカッコ悪いけど、甘えたいと思ってしまう」
「カッコ悪くはないと思いますが…」
「そうか?ありがとう」


と優しい声で言う赤司さん。

その時コクがもぞっと動いて私の膝の上で大きくあくびをしながら伸びた。


「あ、起きたの?」
「ニャー」


と私の服をよじ登ろうとする。
空いている手でコクを抱き上げると鼻を舐められた。


「…」


赤司さんは不機嫌そうにコクを見ていた。

さっきまでと全然違う雰囲気をまとっていた。



「赤司さん?」
「ん?」
「コクの事嫌い…ですか?」
「うっ……き、嫌い、では、ない…かな」


と赤司さんは苦笑した。

「ほ、ホントですか!?よかったねー!コク!」


とコクを抱き締める。

赤司さんが少し離れたから私はコクを抱き締めたまま後ろに倒れる。


「ニャー」


と私の上に乗って私の顔をペロペロ舐めるコク。

「はははっ…くすぐったいって…」

とコクは枕の方に行ったと思ったら走り回った。


「コクー借りてる物だから破いたり傷付けちゃ駄目だからね?」


とコクに言う。
コクは私に飛び付いて来た。


「遊びたいんだねーおもちゃは何も無いんだよ……ごめんね…」


とコクを撫でながら言う。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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