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不登校*307 ページ9

‐赤司side‐


「っ!」
「あ、すみません!」

Aに手当てをする程深くも大きくもない怪我を手当てしてもらっている。

Aは慣れてないのか、さっきから結構不器用にやっている。


でもAに触れられた所が熱を持つ。
女か、僕は。


「で、できました!」


と絆創膏がかなり斜めに貼ってあった。

それが可愛くて愛おしい。


「ありがとう」
「すみません…下手で…」
「真剣にやってくれたからいいんだよ」


とAの頭を撫でる。

Aの膝の上では猫が寝ていた。


ズルい。
お前ばっかり甘えて。
Aに見てもらえて。

「可愛い……」


Aはそう呟いて猫を撫でた。


Aがこいつを飼ったら僕の事は今まで以上に後回しかもしれない。

Aともっと一緒にいたい…
傍にいたい。


「え?」


気が付いたら僕はAの手を握っていた。


「今だけは僕が甘えてもいいかな?」


と聞くと戸惑いながらも頷くAの肩に頭を預ける。


傍に居て、甘えてもらいたい。
傍に居て、甘えたい。
傍に居て、支えてあげたい。

Aの傍に居たい。


このポジションを他の誰にも許したくない。


Aの隣を僕以外には渡したくない。


「赤司さんも誰かに甘えたいと思いますか?」
「…僕はね、Aが思うほどいい奴でも大人でもないよ。甘えたいと思っても甘えられない。Aと同じさ」

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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