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不登校*339 ページ41

「父親としての…愛情……?そんなものが……?」
「お前からしたら『そんなもの』だろうな」


と赤司さんが言うとお父さんの肩がビクッとした。

赤司さんは私の背中を優しく擦りながら、


「だがな、Aにとってお前からの愛情は『そんなもの』なんかじゃない。もっと大きくて大切なものだ。少しでもAを見れば良かったものの、お前はAを突き放した」


赤司さんは私を落ち着かせるのと同時進行でお父さんに言っていく。

赤司さん…本当に優しいな……


「不登校、落ちこぼれとAに言ったんだったか?そうさせたのは他でもない。お前だ。
お前がAに恐怖を与え続けたから、Aは人間に怯えるようになったんだろ」
「赤、司さん……もう大丈夫です…お父さんは何も悪くない……私が…」


と言うと赤司さんは私の頬を包み込むように優しく挟んで無理矢理目を合わせた。


「いいか?A。僕は何度も言った筈だよ?自分を責めるなと。忘れたか?」

と言われて首を振る。
赤司さんはニコッと笑うと頭をぽんぽんと撫でてくれた。


「お前にどれだけ殴られていてもAはお前を責めたことはない。お前がAの所為にしてきたからだ」
「ごめん……ッ」



お父さんは泣きながら私に謝った。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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