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不登校*337 ページ39

お母さんの後ろを着いていく。

お母さんがリビングのドアを開けるからドキドキと緊張しながらリビングに足を踏み入れた。


リビングにはお父さんと蒼太が椅子に座っていた。


近づくにつれ震え始める。
するとう後ろから肩を叩かれて押さえる様にして赤司さんが私の耳元で囁くように言った。


「大丈夫だから。一回深呼吸してみようか」


と言われて深呼吸をする。
前を見て歩く。


「赤司くんもその席にどうぞ」


とお母さんが私の隣の椅子を指差した。
赤司さんはお辞儀をすると座った。


「A」


と前に座るお父さんが言うと自分でも驚くほど大きく肩が跳ね上がった。

赤司さんは私の手を握ってくれて擦ってくれる。
赤司さんを見るとニコッと笑った。


「A…本当にすまなかった」


とあのお父さんが頭を下げてきてどうすればいいのか分からない。


「彼に言われて本当に父親失格だと思い知ったんだ。気付くのが遅くなって本当にすまなかった」


とお父さんは頭を下げながら言ってくる。

違う…私の欲しい言葉は謝罪の言葉じゃない。
謝罪は要らない。


そんな私に気付いてか、


「本当に父親失格だな」


と赤司さんの低い声が隣から聞こえた。


「Aを理解してるのはお前なんじゃないのか?一番理解してるんだろ?なら今Aが何を求めているか言ってみろ」


と静かだけど凄く怒ってるのが分かる、そんな声で言った。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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