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不登校*335 ページ37

赤司さんは私の肩に頭を置いた。

赤司さんは私を抱き締める腕に力を入れた。
赤司さんの鼓動の早さが私にも伝わってきて、私の鼓動の早さも赤司さんに伝わっていると思うと恥ずかしい。


「赤司さん…場違いなのは承知の上ですが……お腹すきました…」


と言うと赤司さんは少し間を開けて笑った。


「ふふっ。実は僕もだ。行こうか」


と赤司さんは私を解放すると私の手を握った。
でもいつもと違う指を絡めた握り方。

赤司さんの手大きいな…

なんて実感する。


「征十郎様おはよ………おはようございます、征十郎様、Aさん」


と私達の手を見て言い直す使用人さん。

赤司さんはリビングに入ると手を離して椅子を引いた。


「はい、A」

と言われて椅子の前に来る。

「座っていいよ?」
「ありがとうございます」


と椅子に座る。
赤司さんはニコッと笑うと私の頭をぽんぽんと撫でて、自分の座る。

そしてシェフさんの作った朝食を食べる。


「今日寝坊しちゃいました…」
「この時間に起きてるんだ。十分早いよ」


と言うとニコッと微笑む赤司さん。

ふと床を見るとコクが餌を食べていた。


「生意気猫」


と赤司さんは呟いた。


「そうですか?確かにやんちゃですけどいい子ですよ?」
「生意気だよ。いつも僕の邪魔をする」


と言って食べる赤司さん。


「邪魔?」
「いつもいいところで僕等の間に入ってくるじゃないか」


と言われて顔が熱くなった。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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