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不登校*333 ページ35

朝起きればコクが私の横で丸くなって寝ていた。

私がベッドから起き上がるとコクまで起きてしまって「にゃー」と大きなあくびをした。
今日は日曜日だから家に帰る日。

ここを出るのは10時だから、今の時間は朝の6時。
寝坊だ。


慌てて厨房に行くともうシェフさんが作ってくれていた。



「おはようございます、Aさん」
「おはようございます……すみません…」
「いえいえ。寧ろもう少し寝てても良いくらいですから」


と言いながらフライパンを操るシェフさん。

どうやら今日の朝食はスクランブルエッグとクロワッサンを主とした朝食らしい。


「Aさんは征十郎様を起こしてきてください」
「分かりました」


と赤司さんの部屋へ行く。

あ、私赤司さんのその…か、彼女になれたんだっけ…?


そんな事を考えてしまうと急に緊張してきた。


赤司さんの部屋のドアをノックすると中から返事が聞こえてすぐにドアが開いた。



「A?どうした?」
「ちょ、朝食の準備が出来ました…」


今まで意識していなかった事にまで意識してしまってガチガチに固まる。



「あぁ、分かった。それよりどうしたんだ?」
「へ?な、何がでしょう」
「緊張してるのか?」


と言い当てられ分かりやすい程ギクッとしてしまった。


「緊張する事ないだろう」
「あ、あります…!今まで全然意識していなかった赤司さんとの会話も…昨日の事思い出して急に緊張してしまって………」


と言いながら段々と恥ずかしくなって顔を上げられずにいた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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