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不登校*302 ページ4

‐赤司side‐


ヤキモチ妬くから止めてくれたら嬉しいのに。
と思っているとAは時計を見て椅子から立ち上がった。


「すみません!私お庭行かないと!」


とAはタンスから土が沢山付いているエプロンを着けて、消毒をしてゴム手袋をした。

「こ、これでいいですか?」
「んー駄目だね」


とクローゼットの中に僕がプレゼントとして買ってあげた麦わら帽子をAに被せる。


「今日は日差しが強いから、ちゃんと防止を被って外に行くんだ」
「はい」


Aは白いワンピースに麦わら帽子を被るのが一番似合うかもしれない。
と部屋を出ていくAの後ろ姿を見ながら思った。


風はあっても日差しが強い。
熱中症になる事は無いかもしれないが、脱水症状が起きる可能性がある。


僕は机の上からノート以外の教科書とペンケースを持って自分の部屋に向かう。


こうしている間にも頭はAの事でいっぱいだ。

Aは抜けてるところがある。
変に天然だったりするから、心配で仕方無い。


僕は教科書を片付けると外に向かった。


外ではAが鯉に餌をあげていて、鯉と少し戯れると今度は花壇に向かった。


「知りませんでしょう。A様がこうやって働いている姿」


といつの間にか居た名倉。


「あぁ。スゴく楽しそうだ」
「A様は何事にも一生懸命で、真剣に取り組まれます。努力家なのですね」


Aの視界に入らないよう、離れたところでAを見守る。

名倉は後ろでそう言った。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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