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不登校*327 ページ29

‐赤司side‐


Aを驚かせるつもりは無かったけど相当驚いたのか、ベッドに倒れ込んでしまった。

Aは慌ててティッシュを集め始める。


「名倉。追加で持ってきてくれ」
「かしこまりました」


と名倉は一礼すると部屋を後にした。


猫は呑気だ。


「Aさん。そろそろ…」
「あっホントだ………ありがとうございます!」

とAはティッシュの山をベッドの上に置いて、エプロンをして手を消毒してゴム手袋をし始める。


「え?Aちゃんどうしたの?」
「鯉のエサと花壇の手入れの後に夕食の仕込みをするのが最近のマイブームなんです!じゃあすみません!」


とAは部屋を出ていった。


「うわぁ…主婦みたいなマイブームだな…」
「ねぇー」


と皆が言い出す。
猫は食べ終わったのか呑気に伸びて、ブルブルと震えたあと後ろ足で首辺りを掻いていた。


「呑気だな、お前は」
「ニャー」

猫は僕の足元に擦り寄ってきた。

そんな猫を抱き上げる。


「お前に首輪買う必要があるのか?」
「ニャー、ニャー」
「んっ」

と言って僕の鼻先を舐めた。
かと思えば暴れだす。


「はいはい。お前は我が儘だな」

と猫を降ろす。


「まるでお父さんですね、赤司くん」
「ある意味ではそうなるだろ」


と椅子に座る。


「Aちん楽しそうに部屋出てったね」
「楽しんでるよ」
「でもなんで消毒してゴム手袋したんだ?」


と金藤が聞いてきた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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