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不登校*313 ページ15

‐赤司side‐


Aは目を見開いて驚く。
いきなり恋愛話だからな。

「僕の想い人…好きな人はね近いのに遠くに居るんだ」
「でも…その為に赤司さんは頑張ってるんじゃないんですか?」
「そうだよ。頑張ってるよ。彼女の気を引こうと色々試みてる」


Aはなぜこの話なのか分かろうと僕の目の奥まで見つめる。


「勉強だって教えたし、プレゼントだってした」
「なら…!」
「でも!でも彼女は僕を見てくれない」


いつの間にか僕の膝の上で丸くなってる猫。

でも今は猫どころじゃない。


「君は僕を見てくれないじゃないか」
「え?」
「僕が何をしても、君は僕を見てくれないじゃないか。気付いてくれないじゃないか」
「え?あの、ちょっと意味が…」


Aは頭を押さえながら僕を見た。
僕はもう一度深呼吸をして、Aの目を見つめてはっきり言う。


「僕の好きな人はAなんだよ。今僕の目の前に居て、今僕の目を見てくれている佐々木A。君なんだよ」
「え…でも………私赤司さんのタイプの人とは全然違う…」


といまだ混乱しているAは僕に聞いてきた。


「あくまで"タイプ"の話だ。必ずその人を好きになるとは限らない。
今の話は信じてくれた?」
「信じられませんよ、そんな…」


と僕から距離を取った。

勿論Aがベッドから立つと言うのはAがどれだけ軽くても揺れる。
それによって僕の膝の上にいた猫は飛び起きてしまう。


「赤司さんの目は、信じれます…でも……話が………」
「ごめんな。いきなり話が飛んでしまったね」


と僕も立った。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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