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不登校*312 ページ14

‐赤司side‐


「え、あの、ちょっ!」
「僕の心を覗くのは怖いか?」


と言うとAは戸惑う。


「え、あの…意味がちょっと……」
「僕の心を知るのは怖いかと聞いているんだ」

とAの目を見て聞く。


「……」


Aは目を逸らす。


「僕の目を見て答えて」
「っ!」


とAの頬をグイッとしてAと目を合わせる。


「怖い?」


と聞くと戸惑いながらも頷いた。


「赤司さんの、人の心はもう二度と知りたくない」


と言うA。

猫はAの膝から降りてベッドの上で僕を威嚇していた。


「人の心は怖いだけです」


と少し目に涙を溜め言うA。


「追い詰める言い方になるけど、誰しもが汚い心を持っている訳じゃないよ」
「分かってます。でもお父さんで懲り懲りですよ」


と泣きそうな顔で笑うA。


泣くなら泣いた方が絶対に楽なのに、Aは出来るだけ泣くことを耐える。
それがどれだけ辛いのか。

痛いほど分かる。


「僕の心を見てみろ」
「どうやって……ですか」
「僕の目を見て、僕の言葉を信じろ」


と言うとAは僕の目を見た。

僕は深呼吸をして覚悟を決める。


「Aにずっと言えなかった事がある」


もっとこんな形ではなく、他の方法で気持ちを伝えたかった。

Aの肩を掴んでAの目から絶対に逸らさず、ゆっくり告げていく。


「僕の想い人の話だ」

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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