【黒子のバスケ】関わらないでください6【赤司征十郎】

不登校＊300 ページ2

‐赤司side‐


「え、あの…」
「笑って」
「へ？」
「その偽りのない笑顔で笑い続けて」


とAの頬を撫でる。

Aの頬はスベスベで撫でやすいと言ったら可笑しいけど、滑らせる事が出来る。


「偽り…？」
「Aは９割方、無理して笑ってるんだ。気付いてないかい？」


と言いながらAの頬から手を離す。
Aは首を傾げた。

無意識にやる癖までついたのか。


明日、僕はちゃんと大人しくしていられるだろうか。



「でもね、時々今みたいな偽りのない笑顔を見せてくれる」
「偽りってなんか失礼でしたね……」
「癖なんだからいいんだよ。それに偽りのない笑顔は本当に可愛いからね」


と言うとAは顔を赤くして俯いた。

「や、止めてください…そんな事言うの……」


と照れながら言うAが本当に可愛い。
可愛すぎて仕方無い。


「私、単純だから…信じちゃいますから…」
「信じていいんだよ。Aの笑顔、可愛くて好きだけどね」

と言うとAは顔を真っ赤にして可愛い反応をする。

日本語を話してない…
どこの言葉かも分からないのを言ってAはパタパタと顔を仰いだ。

「ふぁ…ふぁぁ……うぇ？…わー」←


訳してほしい…←

誰か訳してくれないだろうか。


でもその姿が可愛い。

今何回ときめいたのだろうか。
こんな数秒で…

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