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不登校*30 ページ32

‐赤司side‐


まだ早いと思うがAとの会話を試みてみる。

するとAはゆっくりで小さな声だけど話し掛けてきた。


震えているのを見る限り、かなり頑張っている。


「そう、なんですか………」
「嫌な事だったら悪いんだが、Aは好きかい?」


と聞くとコクンと頷いた。


「そうか。Aの趣味は?」
「物語………書くのも読むのも…好き……です………よ」
「ならテツヤと話が合うかもな」


Aは「テツ、ヤ?」と呟きながら小さく首を傾げた。
すると小さく声をあげて「黒子さん…か」と言った。


一回の説明を覚えている辺り。
記憶力がいい方なのか?


「テツヤは読書家だからね。今度テツヤとゆっくり話してみるといい」


と言うと頷くA。

時計を見ると朝食の時間だった。
あいつらがそろそろ起きているのは知ってるから、後はAだけ。


「A。朝食食べれそうか?」


Aは首を傾けるだけ。


「分からない、か。まぁ行ってみよう。立てるか?」


と聞くとコクンと頷く。

ゆっくりとベッドから出て立つA。
立ち眩みかフラッとしてベッドに座り込んだけどまたすぐに立ち上がった。


僕は一定の距離を保つ。


そのままリビングまで案内するとAが震え出した。
原因は………食事か?



「大丈夫だ。ここに君を傷付ける者は誰一人として居ない」


と言うと深呼吸をしてリビングに足を踏み入れた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - (つд;*)さん» 人気順に載らずすみませんでした…!!シリーズ1は赤司様カラーにさせていただいているのですが……ありがとうございます!!では私は皆さんに飽きずに楽しんでいただけるように頑張ります! (2016年11月6日 9時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
(つд;*) - それくらい素敵な作品でした。長文失礼致しました…m(__)m (2016年11月6日 1時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
(つд;*) - 以前この作品を読んで、凄く印象に残り、また読みたいな~…と思って探していたんです。人気順で。てっきりお星さまは赤色だとばかり思っていたので…。これから私は評価いっぱいして、お星さまを赤色にしたいと思います!!いろんな人にこの作品を読んでもらいたい!! (2016年11月6日 1時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 優夢猫さん» 今は不登校生も多く夢主ちゃんのような悩みの方も沢山いらっしゃると思います。そんな方達の少しでもお力になれたらなと私は思います。コメントありがとうございました。いえいえ。そのお言葉が一番の励みになりますよ。これからも頑張ります! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
優夢猫(プロフ) - 続編も、これから見ていこうとおもいます。こんなことをいっても何もならないかもしれないですけど、これからも頑張ってください。応援しています。(長文失礼致しました。) (2016年3月22日 13時) (レス) id: 581d290152 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年8月25日 2時

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