.94話 ページ36
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青峰「じゃあさ、あいつまだ黄瀬のこと好きっぽい？」
少し真面目な声で聞いてくる彼の顔を、はっとして見る。
その目は、まっすぐにあたしを捉えていた。
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芽衣「えー. . っと、その、」
まっすぐな瞳に嘘をつくこともできなくて、
だからってほんとのことも言えなくて。
青峰「わかってっからいい」
そう、小さく笑う彼に、訊かずにはいられなかった。
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芽衣「つらくないの？
どうして、Aと居れるの？」
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あたしの問いに一瞬きょとんとした後、
すぐにぱっと笑って答えた。
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青峰「_________________」
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青峰「ここまででいい、ありがとな」
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あたしは何も言えずにその場で立ち尽くし、遠くなる背中を見つめた。
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遠ざかる大きな背中を見て、
あたしは、Aを憎んだ。
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“Aが好きだから、それだけ”
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なんで、
彼を愛してあげないの。
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ちゅるる(プロフ) - もちごめ。さん» ありがとうございます！後ほど更新しますね！！ (2013年6月2日 11時) (
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ちゅるる(プロフ) - あゆむさん» がんば(笑) (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - まいるさん» あざすあざす！お、おつかれちゃま＼(^o^)／ (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - 露澪†さん» ありがとう！しんできたよ！！！ (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - 細川ですさん» ありがとうございまーす＼(^o^)／ (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅるる | 作成日時：2013年3月13日 20時
