.87話 ページ28
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「せーんせ、A、来てる？」
「ええ、来てるわよ
でもまだ寝てるみたい」
「えーっ、どんだけ寝てんのよA！」
「いいじゃない、寝かせてあげなさい」
賑やかな声で、目が開いた。
なんだ、夢か、幸せだったのにな。
なんて、少し残念になった。
すごく幸せな夢から覚めて、ぼーっとする視界。
真っ直ぐ視線を向けると、綺麗な天井。
あたしが寝ているベッドは、ベビーピンクのカーテンで囲われていた。
A「. . 芽衣、ちゃん？」
さっきの声の主の名前を呼ぶと。
芽衣「Aっ？！ 起きた？」
しゃっ、とカーテンを開け、勢いよく飛び込んで来た芽衣ちゃん。
芽衣「A、あんた大丈夫なの？」
心配そうに、大きな瞳を揺らしてあたしを見つめる。
A「大丈夫、寝たらスッキリしちゃった」
そんな芽衣ちゃんを安心させるように、にっこり微笑んで言った。
芽衣「そりゃこんな時間まで寝てればね」
軽く苦笑いを浮かべた芽衣ちゃんに、首をかしげる。
芽衣「あんた、時計見てみなよ」
言われたとおり、保健室の壁に掛けてある時計を見て、驚愕する。
A「. . えっ、は？！」
なんと、もう18時。
球技大会もLHも終わってるしいいんだけど、どんだけ寝てたんだ、自分。
A「. . はぁ」
なんとなくため息を着くと、芽衣ちゃんが小さな声で、言った。
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“黄瀬君がここまで運んで来てくれたんだよ、
お礼言っときな”
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あの夢が、蘇る。
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あれは、
. . . . 夢？
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ちゅるる(プロフ) - もちごめ。さん» ありがとうございます！後ほど更新しますね！！ (2013年6月2日 11時) (
レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - あゆむさん» がんば(笑) (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - まいるさん» あざすあざす！お、おつかれちゃま＼(^o^)／ (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - 露澪†さん» ありがとう！しんできたよ！！！ (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - 細川ですさん» ありがとうございまーす＼(^o^)／ (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅるる | 作成日時：2013年3月13日 20時
