.63話 ページ1
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青峰「すきだ、A」
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俺が言うと、Aは、驚いたように目を見開いた。
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A「でも、大輝、あたしは. . 」
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青峰「それでもいいから」
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Aの言葉に被せて言うと、
Aは更に目を潤ませ、俺を見つめた。
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青峰「今はそれでもいい、
絶対好きにさせて見せるから」
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青峰「俺と、付き合え」
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そう言って、Aを優しく抱き締めると、
Aは、弱弱しい声で言う。
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A「いい、の. . . ？」
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青峰「ばーか、付き合えっつってんの」
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ぶっきらぼうに言うと、
Aは、声を上げて泣きながら、
俺の腕の中でこくこくと必死に頷いた。
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Aが弱ってるときにこんなこと言うなんて、
俺は卑怯だ。
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青峰「おし、寮まで送る」
A「え？いいよ、大丈夫」
青峰「いいから送らせろ」
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ん、
そう言って手を出すと、
Aは、顔を赤らめてから、遠慮がちに俺の手をとった。
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俺は、その小さな手をぎゅ、と握り返して、歩き出した。
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ちゅるる(プロフ) - もちごめ。さん» ありがとうございます！後ほど更新しますね！！ (2013年6月2日 11時) (
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ちゅるる(プロフ) - あゆむさん» がんば(笑) (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - まいるさん» あざすあざす！お、おつかれちゃま＼(^o^)／ (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - 露澪†さん» ありがとう！しんできたよ！！！ (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるる(プロフ) - 細川ですさん» ありがとうございまーす＼(^o^)／ (2013年6月2日 11時) (レス) id: 7222e13beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅるる | 作成日時：2013年3月13日 20時
