さつきの影は現役誠凛高校男バスマネージャー *3*

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日)っ！





シュッ！！



とどめの一本。



日向先輩の３Ｐがゴールに吸い込まれ




ピ――――――――ッ！！！







対正邦の試合が勝利という形で納められた
少しは癒えるだろうと思っていた心は、そんなことでは癒えることはなかった









気づいてしまったんだ





自分が何をしなくても、彼らは強いから…勝てるんだって。





実力あるチームに私なんかいたっていなくたって変わりはしないこと。
現に、この…今の勝利がそれを訴えてきている。






A)いなくていいんじゃないかな






体育館外の非常階段でジッと情報レポートを見つめた。



気配けして



今日この日まで相手の練習を見てきた結果。


そして、前半の試合を通してみた結果だった。



もっと、もっと皆に有力な情報があった



でも




A)こんなのなくても…このチームはやってける。
…結局。



影は表に出ちゃいけない
あらためて分かったよ……。こんなこと言ったらさつき泣いちゃうかな…




黒)A！！






A)！？





なんで…気配けしてたのに…


そんな私の心も振り切って黒りんは私の前にしゃがんだ
汗かいてる…ユニフォームのままだ…




A)風邪ひいちゃうよ…





黒)そんなのどうでもいいんです！今までどこに行ってたんですか！！





日)おい、黒子！？






黒)皆探してるんですよ？！






なんで…





なんで探してんのよ






A)意味分かんない…っ









私は黒りんにしがみついて




心を痛めていた何かを涙として表に出した。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



続編行きます(*'▽')

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