Being with you Ⅵ【鬼滅の刃】【時透無一郎】 (ページ27)

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お迎えページ27

「.....Yes........yes, sir」

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リアーナと勉強をしていると、突然リアーナに電話がかかってきた。

何やら険しい顔になって電話をとり、席を離れたリアーナ。

部屋に1人。

さっきまでリアーナと私の笑い声が響いていた部屋が一気にしんとして、寂しさが私を襲った。

…私は机の上の白い蛇の絵が描いてあるカードを見て呟いた。

「みんな…」

…無一郎、どうしてるかな。

…みんな、なにしてるかな。

そういえば昔、伊黒さんはカンキンされてたって聞いた。

…こんな気持ちだったのかな。

何十年も、こんな気持ちだったのかな。

私はまだ3日で、話し相手のリアーナがいるけれど、それでもやっぱり寂しいよ。

「はぁ…」

静かな部屋で1人、ため息をつく。

((ｶﾞﾁｬ

　

…しばらくして部屋のドアが開く。

「リアーn....！！！！？？？！」

リアーナかと思いきや、黒い服を纏った男の人が十数人、軍隊のように入ってくる。

「え、ちょ、貴方達だれ…！！！」

もちろん彼らは私の質問に応えることなく、無言でスタコラサッサと部屋の荷物を片付け外に運び出し、
そのうちの1人がヒョイと私を持ち上げた。

「え、ちょ、なにすん…の、離して！！どこ！！リアーナ！！！リアーナ！！！」

ずっと私のそばにいてくれたリアーナにはなんとなく信頼を置いていたのか、私はリアーナの名前を叫び続けた。

…しかし、リアーナの姿はない。

一体どこいっちゃったのリアーナ…。

リアーナを見つけたい。

リアーナはきっと、いい人だから。

そうは思っても、私を抱える男は怪力で、私が殴ろうが暴れようがびくともしない。

男が行く先には、、、地下にある鉄格子で囲まれた、いかにも拷問場所。

いや待って、私今度こそカンキンされるの？
もしくは拷問？

どっちも勘弁して欲しい。

カンキンも拷問も、されるなら伊黒さんがいい。←

鉄格子の中に入れられ、鍵をかけられた。

…もうダメだ、逃げられない。

そう思ったときだった。

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((ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ←

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地面が揺れ、地下中が煙たくなる。

…なに？爆発？

…私ほんとに死んじゃうの？

…待ってよ、まだ私無一郎に伝えたいことが…

そう思ったときだった。

「…迎えにきたよ、A。」