Being with you Ⅵ【鬼滅の刃】【時透無一郎】 (ページ3)

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魅惑のランジェリー【無一郎side】ページ3

「「…」」

…なぜ僕はこんなところで伊黒先生と2人で立っているのだろうか。

数分前=====================

甘露寺「やっぱり外国は違うわね！服のデザインが日本とは全く違うわ！」

「確かに、日本は体型を隠すような服が多いけど、ここはなんというか、全部ピチピチというか、露出が多いのが多いね」

甘露寺「ええ、でも可愛いものがたくさんあるから選べないわね！」

なんて女子トークを炸裂させながら歩いていた甘露寺さんとAの足があるお店の前でピタリと止まった。

伊黒「どうした、甘露寺」

甘露寺「ここは行かなければ！」

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と、見上げた看板には

"Exotic Lingerie"

の文字。

黒とピンクを基調とした、キラキラとした店内からはなんだか甘い魅惑の香りがしてくる。

「ここって…」

甘露寺「下着屋さんよ！ここは女子としては行かなきゃだわ！！Aちゃん！！」

「えぇ！？」

少々動揺しているAの腕を引っ張り強引に入って行く甘露寺さん。

そして突然パッと振り向き、

甘露寺「伊黒さんと無一郎くんも一緒に行きましょう！」

などとキラキラした目で言ってきた。

だいぶ動揺して耳まで真っ赤の伊黒先生が勇気を振り絞って、

伊黒「いや、俺たちは遠慮しておく。

2人でゆっくり見てきてくれ。俺たちはここで待っている」

と断りを入れた。

"そう？"と少し残念そうな顔をしてAと店内に入って行く甘露寺さんの背中を確認し、

伊黒先生と同時に大きく息を吐いた。

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「すまない時透…」

「いえ、こちらこそ…」

伊黒先生が申し訳なさそうに僕に謝ってくる。

反射で答えると、伊黒先生と再度目が合い、また2人で大きく息を吐いた。

2人はまだまだ出てきそうにないので、

何か話をしようと、

話題を探した。

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「伊黒先生は甘露寺さんのことがとても好きなんですね」