3年A組の猫羽さん にっ！

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｢包帯なんて大袈裟じゃないかい？｣







柊｢お前袖ぴらぴらしてるから湿布剥がれると思って？｣








｢なるほど？ありがと〜｣









ヒラヒラと袖で遊び始める彼女に薬を出す








｢……うげ｣







柊｢…ねえ、ご飯食べてる？｣









その質問にピクリと反応する








｢…食べてる｣










柊｢ウソ｣







｢…キミだって嘘吐きじゃないか〜｣









柊｢薬はご飯食べてからか…｣








｢どうせ出てきちゃうのに…？｣








柊｢……じゃあ、起きて食べれたら食べよう…








3日も食べてないんだろ｣










｢……はぁい｣








柊｢…寝れる？｣









瓦礫でぐちゃぐちゃな所を見て言う柊に苦笑いをする









｢大丈夫だよ、準備室に居てくれるんでしょ？｣









柊｢まあ、やる事あるからね｣









｢うん、平気〜いっぱい寝れそう……うぅ…｣










薬を飲んでべーっと舌を出す








柊｢何その顔｣







｢薬飲みたくない…顔？｣








柊｢なんだそれ‪wこどもかよ‪w｣








｢うるさいなー！もう寝るから！！おやすみ！！｣










ムスッとしながら机に突っ伏して寝る体勢に入った猫羽を見て、
柊は準備室に戻ろうと1歩前に足を出した時＿＿









｢手当てありがと…｣











小さい声でお礼を言われてクスッと笑い









柊｢どういたしましてー｣と返してから、準備室のドアを閉めた









｢……ねむい……｣









自分の腕に頭をぐりぐりとして溜息を吐く











｢んー………










……薬ってすげぇ…｣












そう呟いて、猫羽は眠りについた











猫羽が眠りについたのを確認しに柊が準備室から出てくる









柊｢……｣









ひざ掛けを肩に掛けてから、猫羽の頭を優しく撫でる












柊｢ごめんな、A｣












そう言って、また準備室に戻って行った

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