吸血鬼拾いました…？【まふまふ】

Wempti 8 ページ10

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また会えるといいなと思って…こんなすぐに会うことになるとは思わんかった……









まふ｢……お家見つからなかったんですか？｣











真冬がそう聞いてきたので小さく頷く












｢そもそもあの後すぐに太陽でやられたんじゃ……食料も見つからんくての……｣












しょんぼりとしながら言うと真冬は｢そうですか……｣と言って考え込み始めた











ずーっと黙ってる真冬を横目でチラチラと見ながらトマトジュースを飲んでいく













まふ｢……うん。やっぱり僕の家に住みましょう｣












｢えっ…いやいやっ。それは…｣











まふ｢大丈夫です！頑張りますっ！｣












ダメじゃ、話を聞いてくれそうにもない程やる気に満ち溢れておる顔じゃ……













｢でもの…彼方も真冬を心配しておったし……｣












まふ｢いえ！そっ…彼方さんもきっと『決めたなら最後まで責任もてよ〜』って言ってくれます！｣










なんじゃその自信は……








それと…彼方の真似か…？ちょっと似ておるの…













｢真冬…でも… まふ｢A｣










言葉を遮られ真冬の顔を見る










まふ｢僕がそうしたいんです。僕のワガママ聞いてくれませんか？｣










さ、最近の人間は……スゴいの……










｢う〜？そう言われたらなんと返していいのかわからんじゃないか……｣











真冬はそんなわしの言葉を聞いてふんわりと微笑む











まふ｢ふふ、返事はもちろん…？｣












む……その聞き方もずるいの……












｢ふ、不束者じゃが…よろしくお願いします……｣













まふ｢(結婚……？)こ、こちらこそ？｣
















こうして、真冬の家に居候…？することになりました……











＊








｢よ、よいか？吸血鬼というのはの……｣








まふ｢なるほど……ふむふむ……｣











その日は深夜までに及ぶ吸血鬼講座が開かれた……













人間は寝ないといけない時間ではないのかの……？

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