吸血鬼拾いました…？【まふまふ】

Wempti 10 ページ12

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ゆっくりと目を開け、棺桶の蓋を外す










いつの間に棺桶の中に入ったんじゃっけ……










｢ん……はぁ〜｣









伸びをして脱力すると、少し騒がしい声が耳に入ってくる










｢誰か…来てるのかの？友達……？……彼方かの？｣









そーっとドアを開けてひょこっと顔を出す










？｢うお！？｣










知らない声じゃ……










顔を上げると男の人と目がバッチリ合う









？｢え？……えっ！？｣








｢……？｣










寝起きで頭が回らん……











そこに真冬の｢どうしたんですかー！うらたさーん？｣と言う声が聞こえて目を擦る









｢うらた…さん？｣







うらた？｢え、はい！｣










なるほど、よくわからんがうらたさん(仮)としておこう。よいしょ










うらたさん(仮)｢ま、まふー！！｣







まふ｢そんな叫ばなくても聞こえますよ〜笑……え！？A！？｣











真冬がへらへらと笑いながら歩いて来たが、わしを見てびっくりした様子








｢ん……起きた｣







まふ｢あ、おはようございます｣









｢ふふっ…おはよう｣










ニヤける口元を隠して挨拶を返す












うらたさん(仮)｢ちょ！まふ！まふ！｣









うらたさん(仮)は真冬を引っ張ってヒソヒソと話している様…










………彼方はいないのかの…？











2人が話終わるのを、袖をひらひらとさせながら待つ










まふ｢A。うらたさん達にも説明しても平気ですか？｣









｢…何をじゃ？｣










まふ｢え、だから、、その、、Aの事です｣










｢なあんだ、そんな事か…真冬の大事な人にならいくら話しても平気じゃよ｣










ニッコリと笑うと真冬は嬉しそうに笑う










まふ｢じゃあ…とりあえずあっちの部屋行きますか｣

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