8話 自己紹介５ ページ9
《裁きの祭壇》
赤い扉の中へ入るとそこは…不思議な場所だった。
？「やっはー！元気ー？
こちらは夜長アンジーだよー！
”超高校級の美術部”なのだー！」
ヨナガアンジー
超高校級の美術部
椿姫「随分と元気がよろしいのですね。」
夜長「にゃはははははー！
悪い方に考えても仕方ないからねー！
明るく元気に楽しく生きないとー！
…って、神さまも言ってるよー？」
椿姫「神さま…？」
夜長「アンジーは神さまの声が聞けるんだー。
島の神さまがいつもアンジーの隣にいるからねー。」
椿姫「…………………ところで、アンジーちゃんの専門は絵画ですか？
それとも彫刻ですか？」
夜長「んーと、どっちもやるよ。
絵も描くしー、彫刻も彫るしー。
でもね、アンジーは体を貸してるだけなんだ。
やってるのは神さまだから。
にゃはははははー！神ってるでしょー！」
椿姫「…………………そうなのですね。
よろしければ、今度あなたの作品を拝見させてください。」
夜長「もっちもちー。
その代わりイケニエになってねー。」
椿姫「イケニエとは？」
夜長「アンジーの島では、毎週月曜日と水曜日の朝に、イケニエ収集のトラックが迎えに来るんだ。」
椿姫「…」
夜長「でもでもー、安心してー。
イケニエって言っても大量の血を貰うだけだからー。」
椿姫「すみませんが…わたくしには出来そうにありませんね。」
夜長「そっかー。」
そのまま会話を終え、そそくさとその場を後にした。
次に向かった先は学校だった。
すると…校内へ入る扉の前で2人の男女が話をしていた。
自己紹介をする為、近寄った。
椿姫「お初にお目にかかります。
わたくし”超高校級の舞台女優”…皇椿姫と申します。」
？「はじめまして！
私は”超高校級のピアニスト”の赤松楓だよ！」
アカマツカエデ
超高校級のピアニスト
椿姫「そちらの方は？」
？「…僕は最原終一……一応、”超高校級の探偵”って事になってる…」
サイハラシュウイチ
超高校級の探偵
椿姫「終一君とおっしゃるのですか！」
最原「え…そ、そうだけど…」
椿姫「わたくしには10歳ほど歳の離れた弟がいるのですが、弟の名前も”秀一”なんです！」
赤松「へぇー凄い偶然だね。」
椿姫「わたくしが女優を目指したきっかけは弟なんです。
いつも応援してくれて……わたくしはそんな弟の応援に答えるため、努力しました。
そして、いつの間にか”超高校級の舞台女優”と呼ばれるようになっていました。」
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如月(プロフ) - 望さん» コメントありがとうございます！どちらももしかしたら予想外の展開が待っているかもしれませんよw (2020年9月8日 2時) (
レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - 2作目も3作目もこれからどんな展開になるのかすごく楽しみです！((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (2020年9月8日 2時) (レス) id: 58b58bd06a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 | 作成日時：2020年9月1日 3時
