【ダンガンロンパ】これは希望のためのゲーム (ページ45)

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44話巨大な組織ページ45

十神「つまり…この件には間違いなくなんらかの”巨大な組織”が関係しているはずだ。」

罪木「…巨大な組織？」

十神「モノミやモノクマや…モノケモノ。
どれも相当の技術力を要する機械だったな。」

左右田「それに…かなりの資金が必要だろうな。
とても遊びで造れるレベルじゃねーよ…」

十神「おそらく”その組織”は島の監視カメラを確認しながらそれらの機械を同時に操っているのだろう…」

辺古山「そいつらは、この島のどこかに潜んでいるのか？」

十神「いや、この島にいるとは考えにくい。
どこか別の安全な場所でやっているはずだ。」

弐大「それは…どこだ？」

十神「それはわからんが…とにかく、この件の裏で巨大な組織が動いているのは間違いない。」

終里「ふーん、巨大な組織ねぇ…どんな連中なのか想像も付かねーや…」

十神「そうだな、たとえば…俺の”十神財閥”やソニアの”ノヴォセリック王国”…それに”九頭龍組”…それから”神澤グループ”…それらに匹敵する位の組織だろうな。」

ソニア「えっ！？」

九頭龍「疑われんのは慣れっこだ…勝手にしやがれ…」

小白「………。」

左右田「待て！オメーや九頭龍、神澤はともかく、ソニアさんを疑うのは承知しねーぞ！
いいか、ソニアさんは金髪の王女様なんだ！
オメーらみてーなパンピーとは一線を画してんだよ！」

西園寺「はいはい…モブキャラは黙ってなって…」

左右田「モ、モブキャラって！？
オレの事か！？」

西園寺「その服ってキャラが薄いから、外見だけは派手にしようと頑張ってるんでしょー？
クスクスッ…モブキャラ業界も生き残るのに大変だね…」

左右田「ト、トラウマだ！
これトラウマになっちまうレベルだぞッ！」

日向「なぁ、十神…さっきのは本気なのか？
お前のトコとかソニアのトコが関係してるって…それに神澤グループってどういう事だ？」

十神「…たとえばの話をしただけだ。
本当に怪しいと言ってる訳ではない。
神澤グループについては…お前のようなヤツが知る必要はない。」

(じゃあ、なんで言っちゃったの？)

日向「…なんだよそれ！
だけど…巨大な組織ってのは確かなんだよな？」

辺古山「そんな組織が存在するとしても…なんの為に私達をこんな目に遭わせるのだ？」