【ダンガンロンパ】これは希望のためのゲーム (ページ39)

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38話清々しい朝ページ39

「キーン、コーン…カーン、コーン」

モノクマ「えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします…オマエラ、グッモーニンッ！
本日も絶好の南国日和ですよーっ！
さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう～！」

小白「もう、朝…」

ぼくはゆっくりベッドから起き、窓の外を眺めた。
清々しい程の朝日が窓から見えた。
まるで、昨日の事が嘘のような清々しい朝だった。

(とりあえず、レストランに行って見ようかな。)

そう思いドアノブを持った瞬間…

「ピンポーン」

(…誰だろう？)

ガチャ

小白「十神くん？」

十神「レストランに来い！話はそこでする。」

それだけ言うと十神くんは去って行った。

小白「………。」

《ホテルレストラン》

レストランへ着くと、すでに数人が来ていた。
ぼくはみんなに挨拶をして椅子へと座った。

(日向くんはまだいないみたい…昨日ちゃんと眠れたのかな？)

そんな事を考えていると…日向くんがやって来た。

十神「遅いぞ、日向…それに左右田はどうした？
一緒だったんじゃないのか？」

日向「あいつなら…どこかに走って行ったぞ。」

終里「は？どこにだよ。」

日向「逃げる…とか言ってたけど…」

罪木「逃げるって…どこに逃げるんですかぁ？」

西園寺「変なのー。逃げる場所なんてないのにねー。」

小白「逃げたところでモノクマが黙ってないと思うけど。」

弐大「だが、無理もねーのぉ…昨日あんなモンを目にした後だからのぉ。」

花村「え？なんの事？
昨日何かありましたっけねぇ…？
ぼくは何も信じていませんよ。
だって、全然リアリティーとかなかったしね。
うんうん、信じるに値しないよね。」

(昨日からずっと同じ事言ってる…間違いなくこれは現実なのに)

小泉「で、アタシ達を集めた理由ってなんなの？」

十神「ダメだ…まだ左右田が来ていない。」

日向「あ、ちょっと待ってくれ…じゃあ俺達を集めたのって…」

澪田「うぃ！そこの白夜ちゃんから、みんなに話があるらしいっす！」

日向「話って…なんの話だ？」

終里「そんなん決まってんだろ！
あの化物をぶっ倒す為の作戦会議だ！」

罪木「た、戦うなんて無理ですよぉ…だって…重火器とか装備してたじゃないですかぁ！」

弐大「気合いでなんとかするんじゃああああっ！！」

田中「いいセリフだが…1つだけ忠告しておこう。
真の強者は…無闇に大声を使わないものだ。」

小白「無闇に逆らっても、命を無駄にするだけだよ。」