【ダンガンロンパ】これは希望のためのゲーム (ページ29)

今日:12 hit、昨日:16 hit、合計:70,063 hit

28話バレる訳にはいかないページ29

左右田「うおおお…って事は！」

ウサミ「はいっ、ミナサンの水着を用意させて頂きまちた。
とりあえずスクール水着だけど勘弁ね。」

日向「お、泳げって言うのか…？
こんな状況で…？」

ウサミ「そんな上から目線の命令と違いまちゅよ。
ただ、泳ぎたい人がいたらどうぞと思って…」

日向「お、泳げる訳ないだろ！
こんな訳のわからない状況の中で呑気に泳ぐヤツなんて…」

澪田「いやっほううううううううっ！！」

日向「…え？」

左右田「そうそうっ！
こんなイベントが欲しかったんだよ！
天気もいいし、泳がねー手はねーもんな！」

花村「ぼくは賛成だよ。
ぼくの下半身も賛成だってさ！
ほら、見てごらんよ！」

ソニア「下半身ですね！わかりました！」

狛枝「だ、だから、わからなくていいって！」

(狛枝くん大変そうだな…)

小泉「けど、海で泳ぐのなんて何年振りだろー！」

弐大「ぬぅおおおおっし！
さっそく着替えるとするかのぉ！」

歓声を上げた数名は、ウサミから水着を受け取ると…着替える為にホテルへと走っていった。

狛枝「…ねぇ、小白さんと日向クンはどうする？」

小白「どうするも何もぼくは無理だよ。
狛枝くん…わかってて言ってる？」

狛枝「そうだったね！
君は無理なんだったね。」

日向「………。」

狛枝「日向クン、ボクにはキミの気持ちもなんとなくわかるから、無理にとは言わないけどさ……でも、気が向いたら、日向クンも来てくれると嬉しいな。」

それだけを言い残して、狛枝くんも小走りでホテルへ行ってしまった。

十神「…フン。」

小白「日向くんそろそろ落ち着いてきた？」

日向「………。」

小白「日向くん…」

日向「神澤は…なんで無理なんだ？」

小白「そ、それは…」

(男装してる事がバレてしまうからとは言えない…)

小白「ぼくさ、カナヅチなんだよね笑」

日向「それで…泳がないのか？」

小白「うん。そうだよ。」