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1話 不思議な出来事 ページ2

「これはね、わたしにとって希望のためのゲームなんですよ。」

?「希望のため?
では、あなたの言葉が正しいかどうか確かめに行きましょう。」

「その為に…”それ”を使うんですよね?」

?「かつて僕を利用した”あいつ”を、今度は僕が利用する番です。」






目を開けると目の前にはドアがあった。
不思議と恐怖は感じなかった…それ以上に目の前のドアに入らなくてはいけない使命感のようなものを感じた。
そして、ドアを開ける。

そこには、誰もいない教室。

小白「まだ、誰もいない。」

そしてぼくは誰もいない教室で待っていると次々と人が入ってきた。
そして、最後の人らしき人物が入ってくると

?「…あれ?」

?「…何者だ?」

?「…え?」

?「あの…大丈夫ですか?
顔色が優れないようですが…。」

?「あ、えっと…。」

?「ねぇ、もしかしてさ…
アンタもこの学校の新入生なんじゃないの?」

?「あ、じゃあ…
もしかして、みんなも…?」

?「ま、そういう事だ。
オレらもこの学園の”新入生”ってな。」

?「多分…この教室には、
私達みたいな新入生が集められてるんだね。」

(”新入生”かぁ…。
だけど、本当にぼくたちは”それ”なんだろうか…?)

?「…おい、とりあえず中に入ったらどうだ?」

?「えっ?あ、はい!」

(この教室の机や椅子は17席…これで全員揃った!)
すると、最後に入ってきた人物が…

?「あ、ちょっといい…かな?」

?「…なんだ?」

?「みんなはどうして…この教室に集まってるんだ?
ここに集まれなんて聞いてなかったけど…
入学式とかホームルームとかをここでやるのか?」

?「それについては…
ちょうど今から話し会おうと思っていたところだ。」

?「…話し合う?」

?「いいだろう…今のこいつで全員揃ったようだし、その話を始めるとするか。」

?「え、これで全員なんすか?
どうして、そんな事わかっちゃうんすか?」

?「ここに用意されている机は17脚だけ。
そして、今のコイツで17人…
少し考えれば分かる事だ…!」

(へぇ〜、あの人も鋭いんだね。
少しは頼もしいのかな…?)

?「で、なんの話をするの?
やっぱ…ぼくらがこの教室に集められた理由について?」

?「まず、確認しておくが、
この中に…自分がどうやってこの教室まで来たのか、把握している人間はいるか?」

(どうやってこの教室に来たのか?
そんなの…)



文字数の関係でここまでにします。
なるべく原作通りにするつもりです。

2話 不思議な出来事2→←設定 ※イラスト追加



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作者名:如月 | 作成日時:2019年2月7日 23時

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