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『・・・私には、どうして君が私に対して文句を言っているのかが理解できない

黒子テツヤが文句を言うのならまだわかる。だが、君には何も言ってはいないだろう?』


そういえば、最近気づいたのだが私は気に食わない相手に対して、哲学的に会話するのが癖みたいだ


黄瀬「と、友達が嫌な思いをしているのに、黙っていられるわけないじゃないっスか!!!」


『耳元で騒ぐな、うるさいし営業妨害になるぞ?ここがどこだかわかっているのか』


それに、まだ肩をつかまれているから痛い・・・指、食い込んでるんだけど


黄瀬「話を逸らさないで欲しいっス!」


『私としては君のせいだと思うんだけどね』


じっと目を見据えて反論すると、黄瀬はバツが悪そうに眼をそらした


黄瀬「っ、どうせ、両親に甘やかされてのうのうと育ったんスね、人の気持ちを考えられないなんて、最低っス」


このイヤミは、きっと黄瀬の悪あがきだったのだろう


でも・・・私の理性を吹き飛ばすのには十分すぎる発言だった


『・・・ふざけんなよ?』


黄瀬「そっちこそ、ふざけないでほしいッス・・・ぇ?」


小さく、ぇ、と言ったのはきっと・・・私が威圧感を放っていたからだと思う


『私が両親に甘やかされて育てられた?あんたに、私の何がわかる?わからないだろう?わかられたくもないけどね


知りもしない癖に適当なこと言ってんじゃねーよ


産まれたと同時に母親が死んで、小6の時に姉が死んで、父親に殺された私が?のうのうと生きてきた?


こちとら毎日毎日生死の境をさまよってたのに


殺されて生まれ変わってこの世界に来てからはしばらく何もなかったよ


でもね、最近両親が死んだんだ


私が学校にいないの気づいた?気づくわけないか


精神的ショックで1年間目を覚まさなかったんだと


今はね、親なし子なんだよ


そんな人間に、‘‘両親に甘やかされてのうのうと育った’’なんてよく言えるな


私から見たらお前の方がよっぽど最低だよ


・・・だから、人間は嫌いなんだ』


言いたいことは言い切ったため、私はバックを引っ掴んでマジバを後にした


後から桃井ちゃんに聞いたが、よくわかってない黒子と黄瀬に私の過去を話したらしい


信じたのかどうかは定かじゃないけどね

転校生→←主人公



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きな(プロフ) - あああああああああ!!!なんで終わっちゃったんスかぁぁぁぁぁ!!面白かったのに・・・。 (2013年7月27日 20時) (レス) id: 8edab42203 (このIDを非表示/違反報告)
しま兎(´・ω・`)(プロフ) - 完結おめでとうございますっ!!バッドエンドでも面白かったので、私情ではありますが、続編に期待していますっ!ヽ(*´∀`)ノ読んでいるうちに感情移入できる作品でしたっ! (2013年7月27日 19時) (レス) id: 46b50105c9 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 完結おめでとうございます! バットエンドでしたね……… 続編書いてほしいです! (2013年7月27日 18時) (レス) id: 30bc6ead24 (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - みらさん» 頑張りまーす (2013年7月27日 11時) (レス) id: e52c3e1e19 (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - やばい、泣けてきた←  更新頑張ってね! (2013年7月27日 9時) (レス) id: 7de09708a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クルトン | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2013年7月13日 21時

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