『黒子のバスケ』flag建設少女Ｘの憂鬱『トリップ』

よかった ページ4

宮地さんが帰って、ベットに横たわっていたらスライド式のドアが開いた


顔はよく見えないが、黒髪のようだ


私と親しい人間で黒髪なのは、両親と和成だけ


でももう両親はこの世に居ないから・・・


『和成？』


高尾「Aっ！？」


和成は私を見るなり驚いて、駆け寄ってきた


高尾「よ、よかっ・・・！生きててよかった・・！！」


そういうなり、和成は泣き出してしまった


その様子を見て、本当に心配してくれてたんだな、と実感した


高尾「お前がっ、目を覚ますかわから無いって、医者が言っててっ！ほ、本当に心配してっ」


和成の顔はナミダでグシャグシャで、声もすごく震えていた


だから――――――




高尾「え・・・？」



なんとなく、和成の頭をなでた


和成は気持ちよさそうにして、その場に膝立ちした



『心配してくれてありがとう、あとごめんね』



私はなぜか和成の前では素直になれるから、お礼を言って謝った


高尾「あ、そうだ！心配かけた罰として、今度一緒に出かけよーぜ！」


少しだけしんみりしたと思ったら、やっぱりいつもの和成だった


『うん、いいよ』


その後少し雑談して、和成は帰っていった


和成が帰った後、今度はカラフル‘ｓがきた


なぜかはしらないけど、水色と黄色はいなかった


２年なら、いるはずなんだけどな


まぁ、いなくてよかったけど

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