耳とシッポ ページ27
黒子「いえ、今は楽しいです」
黒子の額を不意に見たら、包帯に血がにじんでいた
『・・・何があった』
話を聞いたら、どうやら試合中に黄瀬の肘があたって血が出たらしい
黒子「それよりAさん、貴女はどこの高校に「おい!黒子!」」
大声が聞こえたほうを見ると、なにやらデカイ人間がいて、こっちに向かってきていた
「黒子、急にいなくなんなよ!・・・あ?おまえ、誰だ」
前半は黒子に、後半は私に向かって目の前の大男は話しかけてきた
黒子「スミマセン、級友にあったものですから」
『なんで知らない人に教えなくてはいけないんだ。つか話しかけないで』
黒子のチームメイトということは・・・原作に出てくるキャラか?
やばいな、本当に覚えてない・・・
「チッ・・・俺は火神大我だ。あんたは?」
『教えてもらったからと言って、教える筋合いはないね』
そういって顔をそむけると、火神はこめかみをピクピクさせていた
『じゃぁね、黒子。楽しそうでなによりだ』
黄瀬の方にもいってくるよ、と言い残して私はその場を去った
・
・
体育館裏の水道の方に行くと、タオルを持って突っ立っている黄瀬を発見した
『黄瀬、お疲れさま』
背後から声をかけてみたら、黄瀬は面白いくらい跳ね上がった
黄瀬「え、え、え、Aっち!?Aっちも来てたんスか!?」
『きちゃわるい?ってか、‘‘も’’?』
そう聞くと、‘‘さっき緑間っちもきたんスよ’’と答えてくれた
黄瀬「そうだAっち!ちょっとそこらへん散歩しないっスか?あ、黒子っちに用があるんスけど、一緒に行かないっスか??」
・・・笑いながら言う黄瀬を見ていたら、なぜか耳とシッポが見えた
あれ、そういやおは朝で・・・‘‘犬に纏わりつかれるでしょう’’とかなんとか・・・このことか
『別にいいけど、早く終わらせて』
和成と緑間には後で連絡しておこう・・・
106人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きな(プロフ) - あああああああああ!!!なんで終わっちゃったんスかぁぁぁぁぁ!!面白かったのに・・・。 (2013年7月27日 20時) (レス) id: 8edab42203 (このIDを非表示/違反報告)
しま兎(´・ω・`)(プロフ) - 完結おめでとうございますっ!!バッドエンドでも面白かったので、私情ではありますが、続編に期待していますっ!ヽ(*´∀`)ノ読んでいるうちに感情移入できる作品でしたっ! (2013年7月27日 19時) (レス) id: 46b50105c9 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 完結おめでとうございます! バットエンドでしたね……… 続編書いてほしいです! (2013年7月27日 18時) (レス) id: 30bc6ead24 (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - みらさん» 頑張りまーす (2013年7月27日 11時) (レス) id: e52c3e1e19 (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - やばい、泣けてきた← 更新頑張ってね! (2013年7月27日 9時) (レス) id: 7de09708a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ