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越えられない壁 ページ17

黒子「もう、だめです」


あの日から数日、とうとう完ぺきにバラけてしまったらしい


『言ったでしょ、諦めたらそこで本当に終わりだって

・・・何があったのさ』


黒子「だめです、だめです、もう終わりです・・・青峰君が、‘‘俺に勝てるのは俺だけだ’’、と・・・試合に拳を合わせてくれませんでした、‘‘もう、パスのとり方がわからない’’と言われました・・・僕は、もう、用なしです・・・」


とうとう、か・・・本当にバラけちゃったんだな


『まぁ、来週は最後の大会でしょ?そこまで耐えな・・・終わったら、辞めるなりなんなりすればいい

高校だってあるんだからさ・・・』






大会当日


『・・・さつき、これはどういうことだい?』


今私がいるのは、大会場所のコートのベンチ


桃井「もう一人マネジがいたんだけど・・・風邪で休んじゃって・・・」


・・・なるほど、人手が足りないから私に頼んだ、と


『わかったよ・・・』


正直、公式の大会を見たのは初めてだった


今日で決勝まで行くらしく、時間配分がいろいろきつい


10試合ほど終わったあと、次はどこの学校か確かめたら・・・


『は・・・!?』


受験しなければ、私が行くことになっていたであろう中学校だった


つまり、和成がいるわけで・・・


桃井「どうしたの?」


私の異変を感じ取ったのか、桃井ちゃんが話しかけてきた


『いや、次の、相手の学校が・・・』


桃井「?次の対戦相手がどうしたの?」


『・・・一番仲のいい、友達がいてさ・・・』


桃井「Aちゃん、ほかの学校に友達いたんだ・・・っていうか、一番!?」


桃井ちゃん、君も大概失礼だ


そりゃ、ほかの学校にもいるよ・・・一人だけど


『正直、その子と帝光の子を好感度を比べたら・・・越えられない壁がある、といっても過言じゃない』


桃井「ふぅん・・・」


小さくつぶやいた時の桃井ちゃんの顔は・・・少し、怖かった

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きな(プロフ) - あああああああああ!!!なんで終わっちゃったんスかぁぁぁぁぁ!!面白かったのに・・・。 (2013年7月27日 20時) (レス) id: 8edab42203 (このIDを非表示/違反報告)
しま兎(´・ω・`)(プロフ) - 完結おめでとうございますっ!!バッドエンドでも面白かったので、私情ではありますが、続編に期待していますっ!ヽ(*´∀`)ノ読んでいるうちに感情移入できる作品でしたっ! (2013年7月27日 19時) (レス) id: 46b50105c9 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 完結おめでとうございます! バットエンドでしたね……… 続編書いてほしいです! (2013年7月27日 18時) (レス) id: 30bc6ead24 (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - みらさん» 頑張りまーす (2013年7月27日 11時) (レス) id: e52c3e1e19 (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - やばい、泣けてきた←  更新頑張ってね! (2013年7月27日 9時) (レス) id: 7de09708a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クルトン | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2013年7月13日 21時

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