1on1 ページ13
次の日、いつも通りに学校に行ったら桃井ちゃんに捕まった
『どうしたの?』
桃井「Aちゃんって、料理できる!?」
・・・これは
合宿がある→料理できる人なし→私が料理できる→合宿に来い
絶対そうだ・・・
『できないよ。でもなんで?』
桃井「今度、合宿あるんだけどね、料理できる人いなくて・・・」
ドンピシャだよ!
『ごめんね、私、料理苦手だから』
そういうと桃井ちゃんはあからさまにショボン顔をした
流されない、私は流されないぞ
桃井「む〜・・・調理実習の成績、Aだったくせに〜」
な ん で し っ て る ん だ よ ! !
桃井「あ、じゃぁさ!きーちゃんとバスケで勝負してみてよ!
Aちゃんが負けたら、合宿に来てもらう!
Aちゃんが勝ったら、きっときーちゃん、Aちゃんに対しての好感度上がるから!
メリットばっかだね!」
・・・私にとってはデメリットでしかありませんが?
黄瀬「桃っち、呼んだっスか?」
そしてお前はなぜに来た
桃井「えっとね〜」
・
そんなわけで、放課後に体育館で1on1をすることになった
使っていいのか?と思ったが、料理係が欲しいのは全員の要望らしいので、即OKがでた
黄瀬「絶対に負けないっスからね!」
私はそれには答えず、自然体でコートに勝った
ルールは簡単、最初に3回ゴールした方の勝ち
赤司が鳴らしたピーっという笛の音で、ジャンプボールから始まった
私は、ジャンプせず、ボールと黄瀬を見ているだけ
周りは驚いた顔をしていたが、そんなの知らん
そのまま黄瀬は下に降りて、ドリブルをして2Pシュートをした
黄瀬「は・・・?なんで動かないんスか!?」
うるさいな・・・私にだって考えがあるんだ
2回目、またジャンプボールから始まった
黄瀬は、シャンプボールの時に手首に変なスナップをかける癖がある
その一瞬を奪えれば、身長が届かなくとも・・・
「とったのは・・・一之瀬!?」
私がジャンプボールをとるのなんて、朝飯前だ
そのまま、私は黄瀬の左側から抜ける
ここでも、黄瀬は自分の癖が命取りになっている
黄瀬は、止まっているときに右足からでるようだ
それはさっきのやつで確信が持てた
だから、ジャンプボールの後すぐに左側から抜ければ
黄瀬「くっ」
右足は軸になるから、すぐに走り出せない・・・まぁ、1・2秒しか稼げないが・・・
試合では、1・2秒が致命的になる
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きな(プロフ) - あああああああああ!!!なんで終わっちゃったんスかぁぁぁぁぁ!!面白かったのに・・・。 (2013年7月27日 20時) (レス) id: 8edab42203 (このIDを非表示/違反報告)
しま兎(´・ω・`)(プロフ) - 完結おめでとうございますっ!!バッドエンドでも面白かったので、私情ではありますが、続編に期待していますっ!ヽ(*´∀`)ノ読んでいるうちに感情移入できる作品でしたっ! (2013年7月27日 19時) (レス) id: 46b50105c9 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 完結おめでとうございます! バットエンドでしたね……… 続編書いてほしいです! (2013年7月27日 18時) (レス) id: 30bc6ead24 (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - みらさん» 頑張りまーす (2013年7月27日 11時) (レス) id: e52c3e1e19 (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - やばい、泣けてきた← 更新頑張ってね! (2013年7月27日 9時) (レス) id: 7de09708a4 (このIDを非表示/違反報告)
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