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やる気十分 ページ46

昼休みもあっという間に終わり、午後の練習が始まった。初戦の相手は海常。


黄瀬「Aっちー!見ててね!俺、頑張るっスから!!」


と遠くで黄瀬が両腕をブンブン振りながら言っている。
もちろん、いつもの如く笠松先輩の激しいツッコミ(跳び蹴り)が炸裂している。


中谷「お前たち、ミニゲームだからと言って気を抜くなよ」

「「はい!!」」


返事をしコートに向かおうとしていた選手を私は自然と呼び止めていた。


『あ、あの皆さん!...が、頑張ってください!』


普段からマネージャーをしているが選手に向かって応援の言葉なんて言ったことがなかった。いつもちひろちゃんが言ってくれるから。


《やば、結構緊張するじゃん...!ちひろちゃんすごいな》


秀徳選手は一瞬驚いたように固まったが、すぐに気合いに満ちた顔つきになった。そして、コートに入っていった。


宮地「木村、やっぱマネージャーって良いな!俄然やる気出てきたわ!」

木村「そうだな!」

高尾「こりゃ、負ける気しねぇわ、な、真ちゃん!」

緑間「当たり前だ」

大坪「勝つぞ!」

「「「「おぅ!!」」」」

笠松「気合い十分ってか」

早川「うぉぉぉぉぉぉ!!やってや(る)っすよー!!」

黄瀬「おもしろいっッスね!!」

森山「俺もAに応援されたい!!」

小堀「お前はブレないな、森山」


両チームとも気合い十分チームの士気も問題ない。まずは秀徳ボールからスタート。高尾君から緑間君へパス。すかさずシュートを打つ緑間君。ボールは綺麗に弧を描きネットをくぐった。


黄瀬「やっぱすごいっスね、緑間っち」

緑間「ふん、当然だ」


両者どっちも譲らない攻防が続き、手に汗を握る思いで記録を取っていた。ミニゲームは時間の経過が早く残り時間1分を切った。黄瀬がドリブルで切り込んで来たが緑間君が止めに入る。そして、一瞬ひるんだ隙に高尾君がスティール。緑間君にパスを出そうとした高尾君だったが、黄瀬が緑間君のマークに付いていたため出せなかった。


宮地「高尾!!」

宮地さんがパスを呼び素早く宮地さんへパスが出される。パスを受けた宮地さんは小堀先輩の上からダンクを決めた。
ゴールが決まりタイムアップとなった。


黄瀬「くっそー!!負けたっス!!」

小堀「すまん、最後止めきれなかった」

笠松「ドンマイ、気にすんな」

宮地「っしゃ!!」

高尾「ナイスです!」

緑間「お見事です」


23:21で秀徳が勝利した。

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設定タグ:黒子のバスケ , 海常高校 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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kirisuto13C(プロフ) - ミクリさん» ありがとうございます!なんだかんだ幼馴染みですから気になるのでしょうか...? (2020年5月21日 9時) (レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - とても面白かったです!笠松先輩…嫉妬…?(( (2020年5月20日 12時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
kirisuto13C(プロフ) - suzu0814さん» ありがとうございます!嬉しいです!! (2020年4月25日 0時) (レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
suzu0814(プロフ) - ご飯食べてるときの青峰さんと緑間さんの会話が面白かったです。次の更新楽しみにしてます! (2020年4月24日 13時) (レス) id: b44ea78aef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺっち | 作成日時:2020年4月22日 18時

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