お茶を飲みに ページ40
黒子君も火神君も黄瀬も緑間君も高尾君も青峰君も桜井君も降旗君も福田君も河原君も不調だった。
恐るべき砂糖おにぎり...。
よくよく聞くとリコさんが愛用しているプロテインの粉末も混ざっていたようだ。
高尾「あぁあああああ！！しんどい！！」
緑間「本当に良く当たる占いなのだよ」
占いは関係ないような気がするが、言わないでおいた。
『二人とも不調だね』
高尾「不調どころこ最悪だよ！Aちゃんに昼食作ってもらえば良かったのに！」
そう言うと高尾君は緑間君を見つめた。
緑間「...おにぎりくらい誰でも作れると思うだろう普通！」
高尾「まぁ、だよな...」
その後も不調のままミニゲームは続き今日の練習は終了した。
雨が降って外周できないためシャトルランをペナルティーとしている。各自それぞれ自主練をしたり休憩したりしているため私も厨房に行きアップルパイを作ることにした。
『皆食べられるかな...1年ずは食べられないとしても上級生は大丈夫かな！』
アップルパイと同時進行で笠松先輩リクエストの肉じゃがも作っていく。
『どうしようかなー、ほうれん草のおひたしと冷や奴...でも冷や奴って寒いか』
肉じゃがに合いそうなおかずを適当に作り味見をする。美味しい。自画自賛だと言われても仕方がない。本当に美味しいのだ。
『アップルパイが焼き上がるまでもう少し時間がかかる...ちょっと休憩』
食堂のテーブルで少し休もうと思ったのだが、気づいたら寝ていた。
『はっ！！今何時だ！？』
「え、えっと16時20分です！」
帰ってくるはずのない答えが返ってきてびっくり。
食堂の入り口に誠凛の降旗君が立っていた。
『降旗君じゃん！どうしたの？』
降旗「いや、ちょっとスポドリじゃなくて普通にお茶が飲みたくなったから...(てか、名前覚えててくれたんだ！嬉しすぎる！」
『そうなんだ！待っててねお茶注ぐから』
降旗君に緑茶を出し少し二人で休憩した。私はさっきから休憩しているのだけれども。
降旗「なんかすごくいい匂いがする...」
『今ね、アップルパイ焼いてるんだ！』
降旗「まじ！？すご！観音崎さんそんなのも作れるんだね！」
『意外と簡単だよ！』
降旗「そうなんだ！...観音崎さんはどうしてバスケ部のマネージャーになったの？やっぱり黄瀬がいたから？」
降旗君から不意に質問された男バスのマネージャーになった理由。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kirisuto13C(プロフ) - ミクリさん» ありがとうございます！なんだかんだ幼馴染みですから気になるのでしょうか...? (2020年5月21日 9時) (
レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - とても面白かったです！笠松先輩…嫉妬…？(( (2020年5月20日 12時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
kirisuto13C(プロフ) - suzu0814さん» ありがとうございます！嬉しいです！！ (2020年4月25日 0時) (レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
suzu0814(プロフ) - ご飯食べてるときの青峰さんと緑間さんの会話が面白かったです。次の更新楽しみにしてます！ (2020年4月24日 13時) (レス) id: b44ea78aef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぺっち | 作成日時：2020年4月22日 18時
