あの4校で合宿やるんだってよ！！【黒バス】

不調です ページ39

体育館の外で少しだけぼーっとしていた。皆は食べ物を残すのは監督たちに禁止されているため全員が一丸となって砂糖おむすびを涙目になりながら食べていた。


『今日で晩ご飯作るのも最後か〜何にしようかな』


4日間の合宿も今日で3日目。
最終日は練習が終わったら神奈川に戻るため泊まるのは今日までになる。晩ご飯を何にするか考えていると。
笠松先輩がやってきた。


笠松「こんなところで何してんだ？」

『雨の音を聞いてました、昼食は済んだんですか？』

笠松「黄瀬に任せた、緑間も頑張ってるな」


笠松先輩がそう言ったので体育館の中を覗いてみると各校の1年生が残りを頑張って食べている。先輩命令で1年が食べろと言われたのだろう。


『合宿も明日で終わりですね〜！』

笠松「そうだな...俺、肉じゃが好きなんだけど」


それだけ伝えると笠松先輩は体育館に戻って行った。


『それは、今晩は肉じゃがにしろということですかねー』


せっかくの笠松先輩のリクエストだ。
今晩は肉じゃがに決定しました。

お昼休憩も終わりミニゲームが再開した。最初の相手は桐皇。未だに勝ち越したチームはいなかったのだが...。


今吉「青峰ほんま頼むで、緑間の相手できるのはお前くらいなんや」


いつもだったら緑間君のシュートをブロックする青峰君だが調子が悪いのかボールに触れることすらできていない。それどころかフォームレスシュートもあまり入っていない。


大坪「よし！いけるぞ！」

宮地「高尾！」


パスを呼んだ宮地さんに高尾君がパスを出すが、パスミスで今吉さんにスティールされてしまう。


今吉「桜井！」

桜井「は、はい！」


今吉さんからパスをもらった桜井君。なぜか今にも倒れそうなくらい顔色が悪い。そして、放たれたボールはリングに当たり跳ね返った。リバウンド対決で大坪さんが勝ちそのまま緑間君にパス。そのままボールを放ちシュートを決めたかと思いきや、こちらもリングに当たりシュートならず。


宮地「緑間がシュートを外しただと！？」


ちょうどタイマーが鳴った。2点差で桐皇の勝利。


宮地「くっそ！2点差かよ！」

木村「惜しかったな」

今吉「危な〜最後のシュート決まっとったら負けとったで」

若松「つーか、青峰テメー！舐めてんのか！」

青峰「あぁん？テメーらがあんな不味いもん無理矢理食わせるのがいけねーんだろうが！良なんてぶっ倒れてんぞ！」

桜井「すみま...せん」

『桜井君、死す』

青峰「勝手に殺すな！！」

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