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スーパーまで ページ34

『お二人とも、ハッピーアイスクリームですね!』

「「?」」

『あれ、ご存じないですか?自分と相手の言動が重なったときに言う言葉です』

笠松「いや、知らねーし」

宮地「俺も初めて聞いた」

『では、次回から使ってください!ハッピーアイスクリーム』

笠松「使わねーよ!つか、お前こんな時間にどこに行こうとしてるんだよ?」

『近くのスーパーまで買い出しに行こうと思って』

宮地「一人じゃ危ないから俺も付いて行くよ」

笠松「俺もついて行ってやる」

『でも、お二人とも日中はハードな練習で疲れてるんじゃないんですか?申し訳ないですし休んでください!』

笠間「うるせー!!行くっつってんだろーが!!」

宮地「そういう事だから、行くぞ」


という感じで3人で買い物に行くことになりました。


『なんか、珍しい組み合わせですね!』

宮地「そうだな(ほんとはAちゃんと2人で行きたかった...」

笠松「つか、お前こんな時間に1人で外に出んなよ」

『でも、スーパー徒歩20分くらいですよ』

笠松「そーゆー問題じゃねー!」

『いてっ』


頭を軽く小突かれた。なんだか久しぶりに感じるな〜と内心密かに思ったのである。


宮地「Aちゃんと笠松は結構仲良いのな」

笠松「はぁ!?」

宮地「なんか、兄貴と妹って感じだよ」

『幼馴染だからですかね?小さい頃から笠松先輩にはお世話になってます!』

宮地「幼馴染なのか!?だからそんなに仲がいいのか」

笠松「別に仲良くねーよ」

宮地「笠松照れてんのか?」


そう言い宮地さんは笠松先輩をからかう。
一方の笠松先輩は、うるせー!といつもの様に突っ込んでいる。


宮地「でもまぁ、笠松の気持ちも分からなくはないな」

笠松「宮地にも幼馴染みとかいんのか?」

宮地「いや、弟はいるが幼馴染みはいねぇよ...だけど、もしいたらって想像すると俺もお前と同じ反応しそうだなって思っただけだ」

笠松「そうかよ」


ぶっきら棒に応えた笠松先輩だが、その横顔は穏やかで少しだけ口元も笑っていた。

夜凪→←言い合い



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設定タグ:黒子のバスケ , 海常高校 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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kirisuto13C(プロフ) - ミクリさん» ありがとうございます!なんだかんだ幼馴染みですから気になるのでしょうか...? (2020年5月21日 9時) (レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - とても面白かったです!笠松先輩…嫉妬…?(( (2020年5月20日 12時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
kirisuto13C(プロフ) - suzu0814さん» ありがとうございます!嬉しいです!! (2020年4月25日 0時) (レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
suzu0814(プロフ) - ご飯食べてるときの青峰さんと緑間さんの会話が面白かったです。次の更新楽しみにしてます! (2020年4月24日 13時) (レス) id: b44ea78aef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺっち | 作成日時:2020年4月22日 18時

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