釣れた ページ29
朝食も食べ終わり、練習の準備をする。
午前中はほとんどマネージャーはやることがないため昼食を作りに行く。今日の昼食はサンドウィッチ。4校分だとすごい量になるが、作っているときにつまみ食いをするのが好きなのだ。ちひろちゃんとさつきちゃんには注意されるけど。皆には内緒。リコさんは監督だから練習を見てる。
午前中の3人の時間は結構好きだったりする。
時は飛びまくって夕方。←
『皆さんお疲れ様でした!これから自主練ですか?』
宮地「おぅ!ウィンターカップ近いしな!...海常は出場決まってんだよな」
『はい、今年のウィンターカップは誠凛と秀徳の出場が決まればキセキの世代同士の対決になりますね!』
宮地「まじやべーよな、こんな奴らと公式戦とか」
大坪「だが楽しみでもあるな!」
木村「そうだな!」
高尾「絶対勝ってみせるぜ!」
緑間「当たり前なのだよ」
『気合い、入ってますね!そういえばどこの学校の選手もですがダンクって誰でもあんなにバカスカできるものなんですか?』
緑間「3の方が良いに決まっているのだよ」
『ははは、三点ずつだもんね』
木村「俺はできないぞ!」
『そうなんですか!?』
大坪「まぁ人によりけりだな」
『うちの黄瀬とかすーぐダンクしたがるんですよねー』
大坪「ダンクは派手だからな、できたらかっこいいし」
『...緑間君ちょっとダンクしてみてよ』
緑間「なぜ俺がそんなものしなければいけないのだよ」
『だって緑間君がダンクしてるところ想像付かないんだもん』
高尾「確かに真ちゃんのスリー以外のシュート見たことないかも」
『ね!お願い!』
緑間「嫌なのだよ、黄瀬にでもしてもらえば良いだろう」
『いや、あの人のは飽きるほど見てるかもういいや』
黄瀬「なんか今酷いこと言われたような気がするっス〜!」
笠松「はぁ?何言ってんだお前」
高尾「真ちゃん俺も見たい!お願い!」
『「お願い!この通り!お願いします!」』
緑間「嫌なものは嫌なのだよ」
『おしるこ作ってあげるから〜!』
緑間「...」
『お願い!』
緑間「...1回だけなのだよ」
『ほんとに!?』
高尾「マジかよ!!」
3年ず(あの緑間が食べ物に釣られた、だと!?)
緑間「高尾、パスを出せ」
高尾「あいよ!」
高尾君から緑間君への見事なアリウープ、そして緑間君の迫力あるダンクシュート。
緑間「おしるこ忘れずに作るのだよ」
メガネをクイってしながら言う緑間君。
控えめに言ってかっこいい。
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kirisuto13C(プロフ) - ミクリさん» ありがとうございます!なんだかんだ幼馴染みですから気になるのでしょうか...? (2020年5月21日 9時) (レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - とても面白かったです!笠松先輩…嫉妬…?(( (2020年5月20日 12時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
kirisuto13C(プロフ) - suzu0814さん» ありがとうございます!嬉しいです!! (2020年4月25日 0時) (レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
suzu0814(プロフ) - ご飯食べてるときの青峰さんと緑間さんの会話が面白かったです。次の更新楽しみにしてます! (2020年4月24日 13時) (レス) id: b44ea78aef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺっち | 作成日時:2020年4月22日 18時