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あんていく19 ページ24

「うぅっ、」

頭がガンガンして目が覚めた。

目眩もする。

二日酔いとはこんな感じなのだろうか…と思った。

思い瞼をゆっくり開ければ、見慣れている風景があった。

ソファーから体を起こす。

自分でソファーまで来たことは覚えていなかった。

確か…、玄関で倒れたような___

まぁいいか、と考えるのをやめ、自分にかけられていた毛布をかたした。

アヤト君に謝れなかったことが心の中で渦を巻いた。

最初のころは小さな渦だったが、今はとてつもない大きさに広がっているだろう。

謝れなかったことだけの後悔ではないかもしれない。

頭がパンクしそうだ。深く考えるのはよそう。

今は難しい気持ちではない、ただアヤト君に…アヤト君に会いたい____そう思った。
_________________

街灯がチカチカする。

雨が次第に強くなった。
傘を持って来なかったため、早足で帰ることにした。

丁度今は9時。バイト帰りである。

いつもの殺風景な大通りを通った。

アヤト君に会った日もこんな日だったな…。

こんな時でもアヤト君の事は頭から離れない。

忘れたい、記憶の欠片を抜き取ってしまいたい…と思うのに、ずっと忘れようとしているのに…


どうやってもアヤト君の事が私の頭から離れなかった。

アヤト君は自分の事を既に忘れているかもしれないのに…

忘れていなかったとしても、毎日毎日会えないのが辛くて苦しくて、、、なんてそんな事はアヤト君に限って絶対にないだろう。



片想い

恋できるだけいいじゃん、と昔の私はいうかもしれない。

昔は恋なんて未経験で恋バナをする女子たちが少し羨ましかった。

私にも好きな人が出来たらなぁ…

片想いだったとしても、それでも嬉しいな、と思っていた。


好きな人が出来て気づけた。

片想いがこんなに辛くて苦しい事

でも、片想いでも、好きな人ができた事が素直に嬉しかった。

昔の事が、心のダムに止めておいたものが、溢れでた。

なんとしてでも、やっぱりアヤト君に会いたい。

初めて出来た好きな人、彼に謝ろう。

今見つからなくてもいい。
時間をかけてゆっくりアヤト君を探すんだ。


私は家に走った。




そんな私をどこからかの屋上で見ている影があった。

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ルカ - ユユさん» ありがとうございますスス!!!(泣 頑張ります!!今日から反省してかきはじめる事を決めたので頑張りますね…!! (2017年6月24日 1時) (レス) id: 44660167ed (このIDを非表示/違反報告)
ユユ - 頑張って下さいね!とても、おもしろかったのです!!!d(`・∇´・) (2017年4月9日 23時) (レス) id: 2748974c4f (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - あああ・・・。書きたいけど、気力落ち〜・・・。頑張ってかくかもしれんですけど・・・ (2017年2月4日 9時) (レス) id: c496c91bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 書く気力ないんですけど、頑張って書こうかな…。 (2017年1月23日 9時) (レス) id: c496c91bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - ふぇ!?ありがとうございます^^!!全然見てなくて!!カルナバルですか?すみません。やってないですね。応援ありがとうございます!!(喜) (2017年1月23日 9時) (レス) id: c496c91bc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルカ | 作成日時:2016年6月29日 19時

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