【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

32.男の夢とロマン=パンツ　男の夢と希望とロマン=胸 ページ38

山崎side





中野の、飛び抜けた発言で場が一旦静まったなか
原がある名案(?)を言い出した





原「……これさ、Aちゃんがスカートをﾋﾟﾗﾘﾝﾁｮｯ☆したら俺らにも見えるし得じゃね？」





……え？そ、れはつまり罪沢のパンツが…




想像するとみるみる顔に熱が溜まり、
俺の顔は真っ赤になっていた





山崎「な、な、な、な、なァ…！？」ｶｧｧｧｧｯ



原「ザキ、驚きすぎ照れすぎぃw」





いや、待てよ。俺。最初は驚いたけど確かに安く女子のパンツを見れる機会ができるというのは…







山崎「…得だな。」



原「っしょ？wザキ今いい顔してるよ〜wwニヤけてて、悪そうな顔が引き立ってるw」



山崎「ッ、うっせ！」





よしっ、こうなれば中野に終始ツッコミをいれていた俺だが中野を感謝と共に応援を…




応援…？あっ…






原「……ま、Aちゃんがokしないと無理な話なんだけどねー」





そうだ、罪沢が認めない限り
男の夢とロマンが詰まったモノは見れないんだった…!!





そうこう考えている間、二人は漫才のようなやり取りを続けていた




ついには、中野が足を動かし
顔を紅潮させ、荒い息遣いをしながら迫るところまで来ていた




前までなら、しっかり原と罵っていたが
今は応援の体制になっている








だがそんな男の淡い期待も裏切り、断り続ける罪沢




もう希望は無いのかっ…と諦めかけているとき




貴「……ょしっ」





微かな声で、小さな声で
確かにつ罪沢はokの返事を出した




まさにｷﾀｰｰｰｰｰ(°∀°)ｰｰｰｰｰとはこのことだ




当の了解の言葉を出した本人は、固まったままだ




まだか…？と思っていると









貴「っ、なわけないじゃん！ばぁるか！」



山・原「「え、」」





何故かチームメイトの口癖が
聞こえてきた






罪沢は焦った様子で、その場から去っていった









原「…Aちゃん、ちょっと巻き舌だったね。」



山崎「…おう。」








彼奴の口癖を言っていたことには、あえて触れなかった

モブキャラだった筈なのに、作者の都合で濃いキャラになってしまった可哀想な末路になった、あのキャラの紹介→←31.中野…お前、疲れてんだよ…by山崎

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